東京グリーン・キャンパス・プログラム(雨天のため現地見学・ワークショップ)を行いました。

2016年11月26日

本学では8年前より、東京都緑地保全地域において学生が保全活動を行う"東京グリーン・キャンパス・プログラム"を実施しています。フィールドは多摩センターから車で15分ほどの場所にある多摩東寺方緑地保全地域で、竹林・広葉樹の伐採と草刈りを行っています。
竹林保全活動を行うには、当日の段取り、作業に使う用具の準備、指導をしてくれる方々の協力が不可欠です。
そこで、多摩市、東京都環境公社、東京都、また活動の運営・指導を行うNPO団体つぼみグループ、NPO法人花咲き村、そして恵泉女学園大学が協働して、それぞれが持つ労力・知恵・技術・用具などを出し合って実施しています。

今年度2回目となる11月19日(土)は、残念ながら雨天となったため、現地見学と関係者の方々とのワークショップを行いました。
ワークショップの前半となる午前中は、東京都保全地域の制度の概要、なぜ保全地域に人が入って保全活動が始まったのか、保全地域をどのように活用していけば良いのか、などの内容をレクチャーしていただきました。
その後、ちょうど雨が上がったタイミングで保全地域へ行き、現場の見学を行いました。

お昼休憩を挟み、午後はNPOつぼみグループで活動する8名の方それぞれから、活動に参加したきっかけ、活動して良かったこと、なぜ活動を継続してこられたのか、などについてお話をしていただきました。
50代半ばから講座を受けて活動を始め、現在4か所の現場で活動している方、つぼみグループを結成した当時のお話、活動を始めたら健康になったというお話、障がい者分野でのボランティアを経て現在の活動に至っている方、自分の住む地元でも自然環境保全の活動に携わっている方、などなど、どの方も大変興味深いお話をしてくださりました。
人生経験豊富な大先輩たちに貴重なお話を聞かせていただきまして、学生にとって大変刺激的で実り多い会となりました。当日お話してくださった皆様、本当にありがとうございました!
これからも、学生と地域の皆さん方で協力して良い活動を続けていけたらと思います。

ワークショップ

竹林見学

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