本学協力の福島支援関連イベント「原発避難の今を聴く -出会いと共生 福島・東京 子どもたちの未来を考える-」のご案内

2017年02月02日

原発避難の今を聴く
 -出会いと共生 福島・東京 子どもたちの未来を考える-

2011年3月11日、原発事故から六年。被災し、現在も家に帰れない人は十万人を超え、東京にも六千人強が暮らしています。二重生活の長期化で心身に変調をきたす人が増え、「避難者いじめ」も表面化してきました。自然災害多き日本では、誰もが、いつなんどき「原発避難」に陥るかもしれない状況にあり、他人事ではありません。福島から避難されている方から問題提起を受け、子どもたちの未来をともに考えます。

日時 225日(土)14:00~18:00(開場13:30)
会場 コミュニティスペース旭通り
(国立市東 1-14-7 JR国立駅南口 徒歩3分 地図)
参加費 資料代 1,000円 交流会費 1,000円
参加申込み 予約・問い合わせ 080-4351-1353(狩野)
ファックス 042-573-4010 FAX申込書
主催・協力 主催 福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク
協力 恵泉女学園大学/「福島キッズキャンプ」実行委員会

基調講演 「今は帰れません!」の現実

市村 高志

1970年生まれ。福島県双葉郡富岡町住民。現在、東京都に避難生活中。NPO法人「とみおか子ども未来ネットワーク」理事長。著書に『人間なき復興―原発避難と国民の「不理解」をめぐって』(山下佑介・佐藤彰彦と共著。ちくま文庫。2016年刊)、『ゴーストタウンに死者はいない』(小熊英二編著)に寄稿、「私たちに何があったのか」(『現代思想』2013年3月号)など。

レポート

①避難区域の変遷と帰還政策
②原発避難者の置かれている現状

トークセッション

ゲスト ※敬称略

  • 市村 高志(福島県富岡町から家族で避難中)
  • 鹿目 久美(福島県大玉村から母子避難中)
    原発事故後、福島県安達郡大玉村から、実家のある神奈川県相模原市に、母子で自主避難を継続中。「母ちゃんず」で保養の活動をおこなっている。心理カウンセラーの資格と知識を活かし、三色パステルアートを通して心に向き合う活動なども始めている。
  • 根本 敦子 (福島県いわき市出身。たねまきネット事務局。一般社団法人OJONCO 代表理事)

コーディネーター

  • 遠藤 良子(たねまきネット事務局長。Jikka 代表)

タイムスケジュール

13:30 開場
14:00
  • 主催者あいさつ
  • レポート
    ①避難区域の変遷と帰還政策
    ②原発避難者の置かれている現状
14:15 基調報告
「今は帰れません!」の現実
14:30
  • トークセッション
  • 途中休憩(10 分)
16:20
  • 交流会&ミニライブ
  • 手作りのお食事を囲んで
  • フリートーク
18:00 終了

福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

2011年、福島の長期支援のため、市民活動ネットワークを活かして発足。南相馬市の高校生、有機農業者を招き、「生の声を聴く」開催。国立に避難されている方と畑を耕し交流。以後、定期的に福島を訪問、恵泉女学園大学(東京都多摩市)と連携してキッズキャンプを開催し、福島の子どもたちを受け入れている。

ブログ

  • HOME
  • その他
  • 本学協力の福島支援関連イベント「原発避難の今を聴く -出会いと共生 福島・東京 子どもたちの未来を考える-」のご案内