『源氏絵の系譜―平安時代から現代まで』 稲本万里子教授の著書が刊行されました
2018年09月18日
『源氏物語』を主題とする絵画、源氏絵を研究している稲本万里子教授(日本美術史)の著書が森話社より刊行されました(2018年9月14日刊行)。
今まで『源氏物語』のストーリーにそって源氏絵を掲載した本はありましたが、作品ごとの解説を時代順に並べた単行本はありませんでした。
本書は、平安時代に制作された「源氏物語絵巻」から現代の源氏絵や写真作品まで、源氏絵の系譜を時代順に辿ったものです。
稲本教授が連載したコラム(『週刊朝日百科 週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』2011年12月~2013年2月)を増補改訂・再構成したもので、オールカラーで、学生さんや一般の方にもわかりやすく解説されています。
詳しい章立ては、森話社のHPをご覧ください。
本学の日本語日本文化学科では、『源氏物語』や源氏絵について学ぶことができます。