フィリピン英語研修参加学生から報告が届きました①

2019年02月13日

フィリピン英語研修(サンアグスティン大学、2月3日~3月10日)は欧米での英語研修の半額程度の料金なのに、毎日マンツーマンの集中レッスンで英語を学べる、とても人気のプログラムです。

フィリピン人の先生は明るく、ホスピタリティに富んでいるので、おとなしい学生さんでも英語の上達を実感して戻ってくることが多いです。1年生も参加できます。

研修は始まったばかり。4人の参加学生の生の声を紹介します!

英語コミュニケーション学科1年 A.Nさん

フィリピンに来て3日目ですが、少しずつではありますが慣れてきました。海外に行くのは2度目なので異国の地にはあまり違和感はありませんでしたが、フィリピン特有の文化や日本との違いを感じることができました。

まず最初に驚いたのは、信号がないことです。信号がないので交通ルールは曖昧で、どっちの車線側を走っているのかもわからないほどの雑さでした。横断歩道もないので適当に車の間を歩いて行く住民をみて恐怖を感じました。特に交差点ではそれぞれの車が行きたい方向に車を走らせているため渋滞が起きていました。日本では絶対に見ることのないこの光景を見たことにより、自分の身を守るために気をつけようと思いました。

フィリピンでの食事はどんなものが出るのか全くわからず行くまでが怖かったのですが、寮で出る食事は意外と日本で出るものとあまり変わらないことに気づきました。まだ外では食べていないのでわかりませんが、ご飯やパンが出たり、野菜の種類が豊富で毎日たくさん出されるなど、魚以外は日本でなじみのある食材を食べることができます。

フィリピンのシャワーの水圧が弱いところや日本みたいなお風呂がないことには未だになれずにいます。普段シャワーだけで済ますことは全くないためあまりからだが温まった感じがしませんが、生活にできるだけ早くなじめるようになりたいと思っています。

フィリピンには日本でなじみのあるものがたくさん売っていました。ミスタードーナッツやH&Mなどのお店や、髪染めやお菓子類、電池など、なかには日本語で書いてあるのも売っていました。日本からはるばるやってきたフィリピンで日本製の商品を海外で見るのは不思議な感覚でした。

今週は旧正月という祝日がありましたが、どこにも出かけることなく終わりました。治安がいいとはいえ、場所によっては微妙なところもあり、ストリートチルドレンらしき子供も見かけました。日本ほど安全なところはほかにはないとわかっているからこそ外を出歩くことに抵抗を感じています。寮の中にいれば迷子になる心配もないし、室内で静かに過ごす方が好きだし、ご飯も3食食べられる、そう考えると観光やショッピングにあまり関心がわきませんでした。正直1日無駄にした感じになってしまい、貴重な休みをふいにしてしまいましたが、今後もし出かける機会があれば観光に行こうと思いました。それと同時に、母にも言われたように無理なことはせず自分のペースでゆっくり過ごしていこうと思いました。

2月4日にTOEICを受けましたが、手応えは感じられませんでした。普段は受けないライティングや、先生との10分間のスピーキングテストでは不慣れなのもあり、納得のいく答えを出せませんでした。もうじき授業が始まるので、5週間むだのないようしっかりと勉強していきたいと思います。また、リーディングとスピーキングが苦手なため、これらを克服し、英語力を鍛えたいと思います。

英語コミュニケーション学科1年 A.Mさん

初めての語学研修で不安な気持ちもあったが、好奇心が旺盛な私にとって興味深いプログラムであった。

日本を出発したのはAM9:00。飛行機に乗り、マニラで飛行機の乗り継ぎをした。18:00頃、バコロドに着いた。フィリピンに到着して初めての夕飯を食べた。作ってくれた人が韓国人らしく、韓国料理がメインだった。辛いモノがあまり得意ではない私もおいしく食べることが出来た。

2日目のフィリピンは学力テストをし、その後キャンパスツアーとシティーツアーに参加し、日本では考えられない光景が沢山見られた。

3日目、初めての授業を受けた。グループディスカッションでは、クラスメイトは6人で日本人2人、韓国人4人だった。みんな年上で、始めは凄く緊張した。上手に自分のことを英語で話せなかったことが悔しかった。先生との一対一の授業では、自分が言いたかったことをくみ取り、会話が弾んだ。ボキャブラリーがもっとあれば自分の伝えたいことが伝えると何度も思った。

これからの自分の行動次第で今後の生活、英語力が変わってくると私は思う。自分のレベルアップをしていきたい。

国際社会学科1年 W.Mさん

はじめての授業は最初はとても緊張しました。とても小さな個室で先生と一対一で授業を受けました。はじめはとても緊張していたのですが、部屋にはいると先生が笑顔で迎えてくれて緊張がほぐれました。二人だから授業が長く感じると思っていたのですが、早く過ぎてしまって、とても驚きました。英語が苦手な私でも早く感じられたので英語が好きな人は本当にあっという間に過ぎてしまうのではないかと思いました。

英語コミュニケーション学科1年 K.Wさん

初日の授業でTOEICの筆記試験を受け、LSLCの先生と一対一の面接試験を受けました。日本で受けたTOEICのリスニングとは違い話す速度が速く、全く聞き取ることが出来ませんでした。午後は大学見学とシティー見学でした。大学は緑が豊かでとても気持ちよく快適な環境で授業が受けられるなと思いました。また、生徒や学生の方々はとてもフレンドリーで「アニョー」や「こんにちはー」と挨拶をしてくれました。シティーツアーに行くのにジプニーに乗りました。扉や窓、シートベルトがないのに、日本では考えられないスピードで走るので少し怖かったです。また、信号がなく現地の人たちが車が走っている前を堂々と歩いていてとても驚きました。

フィリピンの学校で英語を学ぶ
寮から大学までの通学路。壁に絵が描かれている。
寮の食事

なお、恵泉は「国際性」の分野で2年連続首都圏女子大1位、「学生の留学比率」で全国女子大2位(全大学中11位)の評価をいただいています。

欧米やアジア各地で本学が実施する多彩な海外プログラムについてはこちらです!

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