8月11日(木)に、京王プラザホテルにて、恵泉地域言語活動研究会の「国際ゾンタゴールデンZクラブ加盟認可証伝達式」が行われ、恵泉より学生11名、教員2名が参加いたしました。
2007年に学生の発案で始まった恵泉地域言語活動研究会は、現在27名の学生が所属し、２つの活動（「恵泉英語教育研究会」(ＫＥＥＳ)と「恵泉お話を語る会」（恵話会））から成り立っています。ＫＥＥＳは多摩市小学校での外国語活動（45分授業の担当）と学習支援を行い、恵話会は、多摩市を中心にさまざまな福祉施設で日本語での語り（詩、わらべ歌も含む）の奉仕を行っています。
2009年度に「大学教育・学生支援推進事業」【テーマB】学生支援推進プログラムに採択され、2011年度まで文部科学省から特別な支援を受けています。2012年度からはNGO法人東京IIゾンタクラブからの後援を受けながら活動を続けていきます。
ゾンタクラブは女性の会社経営者や専門職に就かれている女性で構成されており、奉仕(Service)と支援/主張(Advocacy)を通して、世界の女性の地位を高めるために活動している国際NGO団体です。今回の支援は、国際ゾンタが行っている奉仕プロジェクトの一つ、「ゴールデンZクラブ」への参加という形で採用されました。「ゴールデンZクラブ」は1948年から開始され、大学での奉仕プログラムを通し、女子学生のコミュニケーションスキルの向上や、自分磨き、キャリアの選択肢の拡大、地域または国際社会における人間的成長を支援することを目的としたプロジェクトです。現在、世界中に207の「ゴールデンZクラブ」があり、ゾンタクラブが支援しています。これまで日本には該当する団体がありませんでしたが、今回、恵泉地域言語活動研究会の活動が承認され、日本で初めての参加団体として登録されることになりました。伝達式には、多くのゾンタクラブメンバーの方がお祝いに駆けつけてくださいました。