「正義」の再構築に向けて―国際刑事裁判所の可能性と市民社会の役割― を出版しました
2004年04月12日
2002年の秋に、本学は大学院創立2周年を記念して「国際刑事裁判所の可能性と課題−紛争下の暴力を裁く国際機関の役割」と題する講演会および国際シンポジウムを行いました。その記録をもとに、新たな書き下ろし論文や資料を加え、整理・編集を行い、次のとおり出版いたしました。
お近くの書店等で是非ご覧下さい。また、大学内の売店(三省堂書店)でも販売しております。
「正義」の再構築に向けて
国際刑事裁判所の可能性と市民社会の役割
恵泉女学園大学・大学院 編/上村英明・齊藤小百合・東澤靖 監修
発行 現代人文社 定価 本体1800円+税
<内容>
◇近年の最も重要な国際法の発展としての国際刑事裁判所
クラウス・クレス
◇国際刑事裁判所は今や現実化した
ヴァヒダ・ナイナール
◇国際刑事裁判所の可能性と課題
2002年11月9日国際シンポジウムより
◇国際刑事裁判所の設立と弁護士の役割
東澤靖
◇国際刑事裁判所設置に向けたNGOの取組み
寺中誠
◇民衆法廷の思想と実践
アフガニスタン国際戦犯民衆法廷
前田朗
◇「国際刑事裁判所規定」と沖縄における駐留米軍の意味
「日米地位協定」を新たな国際法から考える
上村英明
以上