4月16日、恵泉を2003年に卒業した金子由佳さんが、新入生や在校生を前に講演を行いました。金子さんは卒業後、難民支援活動に携わり、その後JICAや外務省で働いた後、現在、日本国際ボランティアセンター(JVC)という国際協力NGOでパレスチナ現場駐在員としてガザ地区の女性や子どもたちを対象に人道支援活動を行っています。先月、一時帰国された際に、恵泉を訪問し、紛争が続くパレスチナの生々しい現状を語ってくれました。「生存こそが最大の抵抗」と、戦渦にありながら頑張って日常を生き続ける様子から、パレスチナの人々の逞しさと国際社会の矛盾が浮かび上がってきました。