【目次】
第1章 お定まりの問題
1前口上
2二人のトマスの、ひとつの物語
3二人の父親の運命
第2章 原則的に解決済みの問題
1NOMAの定義と擁護
2NOMAの例証
3結尾(コーダ)と続奏(セグー)
第3章 対立の歴史的理由
1熱烈さの偶発的な根拠
2コロンブスと平らな地球―科学と宗教の闘争という誤謬の実例
3いまNOMAと科学と宗教の両面から防衛するー現代創造主義との闘争
第4章 対立の心理学的な理由
1自然は私たちの希望をはぐくむことができるか?
2自然の冷水浴とダーウィンのNOMA擁護
3和協主義が創り出すふたつの偽りの道
■グールドはどこに着地しようとしたのか?
−現代進化生物学の三巨頭(グールド、ドーキンス、ウィルソン)の宗教観を比較する
新妻 昭夫(本学人間環境学科教授・園芸文化研究所所長)
■キリスト教原理主義者たちはなにを主張しているのか
古谷 圭一(本学名誉教授)
著 者 スティーヴン・ジェイ・グールド
訳 者 狩野秀之 古谷圭一 新妻昭夫
発 行 日経BP社
定 価 1,900円+税
「神と科学は共存できるか?」発刊のお知らせ
2007年11月13日