本学日本語日本文化学科武田徹教授の著書『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』(増補版 「核」論)が発行されます。豊かさを求めて「原発大国」を選んだ唯一の被爆国・日本。核の傘の下で平和憲法を制定した日本。このねじれを政財官の動き、映画等の文化を題材に検証。2011年論を加え、文庫版に増補。
■著書名
『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』(増補版 「核」論)
■著者名
武田徹
■目次
2011年論 ―新書版まえがきにかえて
1954年論 水爆映画としてのゴジラ
1957年論 ウラン爺の伝説
1965年論 鉄腕アトムとオッペンハイマー
1970年論 大阪万博
1974年論 電源三法交付金
1980年論 清水幾太郎の「転向」
1986年論 高木仁三郎
1999年論 JCO臨界事故
2002年論 ノイマンから遠く離れて
■発行所
中央公論新書
■定価
840円+税 (ISBN978-4-12-150387-9)