本学国際社会学科 李泳采准教授の監訳・解説した『朴正煕 動員された近代化』が刊行されました。
■内容
韓国は朴正煕モデルを越えられるか?
1970年代に投獄された韓国の代表的な知識人が、韓国市民運動の立場から、準戦時国家動員体制・朴正煕時代を複合的にとらえ直す。
日韓国交正常化50年にむけて、総動員体制を考える。
■書籍名
『朴正煕 動員された近代化 韓国、開発動員体制の二重性』
■目次
・序章 朴正煕時代の政治社会学的理解のために
・第1章 開発動員体制の構造的性格
・第2章 朴正煕時代の強圧と同意の相互関係
・第3章 ヘゲモニー構成の過程と「ヘゲモニーの亀裂」
・第4章 「複合的進歩」分析の枠組みに向けて
-朴正煕時代の再評価と近現代の歴史像の再構成
■出版社
彩流社
■定価
3200 + 税(ISBN978-4-7791-1839-5 C0022)