日本文学課題演習 IIの授業では、近現代文学の調査・研究を行っています。「舞姫」、「伊豆の踊り子」、「たけくらべ」など名作とよばれる小説を題材とし、新しい解釈を発見することを目標にしています。授業では、各自選んだ小説の矛盾を追及し、それにそったレジュメをもとに発表を行います。そして、発表後はゼミ生全員で意見交換をします。この意見交換によって新たな解釈を発見することができるのです。
今年のゼミ旅行では、日帰りで文豪たちのゆかりの地である鎌倉に行ってきました。与謝野晶子が鎌倉大仏を「美男子」と詠んだのは有名ですよね。彼女は鎌倉大仏の近くに住んでいたそうですよ!これを聞くと、偉大な文豪たちもぐっと身近に感じられますよね。文学は、崇高な学問だと敬遠する人も多いと思いますが、私たちの生活と身近なものだったりするんですね。
担当してくださる篠崎先生は学内でも非常に厳しいと有名ですが、笑顔のとてもかわいい先生です。そして、「名作」とよばれている小説のさまざまな解釈の手助けをしてくれます。新たな解釈の仕方を広げたい人、篠崎ゼミに入ってみてはいかがでしょうか?
日本語日本文化学科3年生