わたしの1年ゼミ「表現に出会う木曜2限」の紹介 歴史文化学科

2009年12月21日
 投稿者:山口真璃(文化学科1年 )
 ゼミ/授業名:教養基礎演習

恵泉では、1年次にゼミが始まります。これを「教養基礎演習」と呼び、わたしが所属している人文学部では、学科を横断して様々な科目が開かれています。学科横断なので、いつもと違う学生と一緒に勉強ができる強みがあります。違う考え方を持つ学生と学ぶことは新しい発見となります。

わたしのこの演習では、周りにある様々な「表現」に触れます。表現とは、決して堅苦しい難しいものではありません。身近にたくさんあるものです。ここでの表現とは、人が他者に向けて意見・感情など、何か訴えたいものを発信しているものをとらえます。新たに見つけた「表現」に対して、今度はわたしたちが感じたことを言葉として発信していきます。これもまた「表現」なのです。こうして互いに言葉を発信していくことで、人は交流もしていくのだと思います。

「表現」と人との「交流」という、一見何の関係のないようなものの関わりが見える素敵な演習だと思います。

恵泉女学園大学 人文学部 文化学科1年
山口 真璃

知人の赤ちゃんの発達と表現を観察して

『ドラゴンボール』全巻背表紙をつなげば、一枚の「絵」って知ってた?

担当教員:杉山圭以子

 世の中、ちょっと見回してみると、皆何かを発信しています。そのようなことに少し自覚的になるだけで、何より楽しく前向きになれます。1年生には、そんな発見の喜びを早く知ってもらえたらとこの演習を開講しています。

杉山圭以子