文化領域演習V(生活文化)はスルメの味? 歴史文化学科

2010年07月23日
 投稿者:山本花江(文化学科3年生)
 ゼミ/授業名:澤井ゼミ

こんにちは、3年澤井ゼミです。
私たちのゼミでは、東アジアの生活文化について学んでいます。今はその中でも、冠婚葬祭が日本、中国、韓国でそれぞれどのように行われ、どのような展開をしてきたのかを学んでいます。ゼミ生ひとりひとりが日本、中国、韓国の冠婚葬祭について調べたことを発表し、みんなで気がついたことや疑問に思ったことを話し合います。ゼミ生の中には、日本人学生のほか、中国からの留学生、韓国からの留学生がいて、それぞれの国の生の声や考え方を知ることができます。そうしたことが、このゼミを、知識を深め、考えを広げる格好の場にしていると思います。

同じものでも、見方や捉え方が違うと日本文化とは違ったものになりますし、日本、中国、韓国の間で、思いがけないところに意外な共通点があったりします。冠婚葬祭という自分にとって身近なものを通じて、こうしたことを発見していくのは、とても興味深いことです。噛めば噛むほど、おいしさを増すスルメのように、学べば学ぶほど知りたくなっていく、それが私たちにとっての「東アジアの生活文化」です。
みなさんも、ぜひ一緒に東アジアの生活文化について考えてみませんか?

担当教員:澤井 啓一

東アジアという観点から日本文化を見直してみましょう。現代の日本は、欧米の文化から大きな影響を受けています。そして、欧米以外のものを日本独自と考えています。でも、日本は東アジアの一員です。中国・韓国の文化とどこが同じでどこが違うか、一緒に考えてみましょう。新しい日本が発見できますよ。

澤井 啓一