コミュニケーションは笑顔から 英語コミュニケーション学科

2010年08月10日
 投稿者:岩佐ゼミ学生
 ゼミ/授業名:岩佐ゼミ

岩佐ゼミは、主に英語科の教員を目指す学生が集まっており、多くのメンバーが、KEES・恵話会というサークルに所属しています。KEESとは、恵泉英語教育研究会の略称で、週に一度、稲城市や多摩市の小学校に伺い、英語の授業をしています。恵話会とは、恵泉お話を語る会の略称で、てあそびやわらべうた、お話を覚えて語る「語り」などを、高齢者施設や保育園などで、利用者さんや園児のみなさんと一緒に楽しむ活動です。

私たちが、これらの活動を通し、身に付けることができたのは、コミュニケーション能力だと思います。一緒に活動をしている仲間同士はもちろん、幅広い年齢層の方々と意思疎通を図ることは、簡単なことではありませんが、私たちは、様々な経験を重ねることで、意思疎通を図れるようになりました。しかし、ただその時やその場を過ごすだけではその能力は身に付きません。私たちは、活動をする前に、その日の目標や抱負を、活動のあとに感想や次回への抱負を、円を作り互いの顔を見ながら発表し合います。活動に対する思いを、シェアすることで、互いに知り合うことができ、次回はよりよい活動ができます。そうすると、小学生や利用者の方々とも楽しく活動ができるようになります。

私は、これらの活動を成功させるもうひとつの鍵は笑顔だと思います。笑顔はかけ算です。私が、笑顔ゼロでは、そこには、笑顔は生まれません。だから、私は、たくさんの笑顔をもって、全ての活動に参加します。それは、私だけでなく、メンバーみんなが共通して経験し、感じていることなので、私たちの活動には、いつも笑顔が溢れています。

教育実習や就職活動を終えたメンバーは口々に「KEES・恵話会やってて良かった」と言います。そんな社会に出るために必要な能力を培えるこの活動を、これからも楽しみたいと思います。そして、常に、関係してくださる全ての方々に感謝の気持ちを忘れず活動していきたいと思います。

岩佐ゼミ

担当教員:岩佐 玲子

 ひとりひとりの人間には無限の可能性があります。人生の中でその可能性に気づき、最大限に伸ばし豊かにするのが「教育」という営みだと思います。「人はどのようにして自己を育て成長するのか」、「学校教育や家庭教育のあり方は本来どうあるべきなのか」などの問いを中心に、教育と人間の関係を追究しましょう。

岩佐 玲子