澤登ゼミ、活動報告(2010年春) 人間環境学科

2010年10月08日
 投稿者:澤登 早苗
 ゼミ/授業名:澤登ゼミ

「弁当の日」仕掛け人佐藤弘氏との会談、「野菜がおいしいメニュー」考案、その他・・・
今年の3年ゼミ生は春から大活躍、スプフェスが終了してホッと息をつく間もなく、次から次へといろんなことに挑戦し、学びを深めています。

6月「TAMA女と男がともに生きるフェスティバル2010」、「男性のための料理教室」では、教育農場で収穫した有機野菜(キュウリ、ジャガイモ)を使って、おいしくて簡単な「お弁当」のおかず作りの指導を行いました。
また、取材で本学を訪れた「弁当の日」の仕掛け人佐藤弘氏にゼミで話をしてもらいました。さらに、 「ベジらんち'S」が東京都南多摩保健所に協力して「野菜がたっぷりとれる、野菜がおいしいメニュー」の作成、提案に関わりました。
「ベジらんち'S」とは、このメニュー作成を行ったゼミ生有志のグループ名。夏休み前の約2カ月、毎週のように授業終了後に集まって、 生活園芸Ⅱ澤登クラスで毎年作成している「マイ レシピ」の中から、食材別にお弁当に適したおかず、レストランで提供して欲しいメニューを選抜し、 それを実際に調理して、写真を撮って、試食して、さらに、野菜がたっぷりとれているか計算をする、といった活動を行ってきました。 これは、栄養学や調理実習の専門科目が授業の中にない恵泉の学生にとって、東京都や多摩市に勤務されている管理栄養士の方々から調理のコツや盛り付けのコツ、 栄養計算など直接学ぶことができた大変貴重な体験となったようです。
この活動から誕生したレシピは、東京都南多摩保健所発行のカラ―リーフレット「お弁当野菜料理レシピ12」として配布されるとともに、 同保健所のホームページ「野菜料理レシピ」にも掲載されています。また、多摩市の食育推進計画推進の取り組みの一つとして、 市内のどこかの飲食店で「野菜がおいしいメニュー」として登場する可能性もあるとか。お楽しみに。

「弁当の日」の仕掛け人西日本新聞社の佐藤弘氏を囲んで(2010年6月)

『けんこう多摩手箱通信 食育編vol.8』

担当教員:澤登 早苗

あなたは普段何を食べていますか。その食べ物が、どこで誰によって、どのように作られているのか知っていますか。園芸をキーワードに、持続可能な農業のあり方、人と植物の関わり、持続可能な社会のあり方について等々、実際に作物を育てながら一緒に考えていきましょう。

澤登 早苗