8月23日から25日にゼミ旅行で京都に行きました!
夏の京都は盆地ということもあり、本当に暑い! 暑すぎでした。。。
ゼミでは「メディア社会学」を学んでいるので、今回の旅行のテーマは『メディアとしての日本庭園・マンガ・カフェ』でした。
マンガはともかく、なぜ庭園とカフェがメディアなのか? と思うかもしれませんね。
庭園は人と人、人と環境世界をつなぐという意味ではメディア(=媒介)です。
カフェもそう。17世紀のイギリスでは、コーヒーハウスが世界中の情報が一番早く集まる場所であり、人々はそこで意見を交換したり、議論をしました。
つまりカフェもまた情報をやりとりする場=メディアなのです。
京都というと寺や神社というイメージが強いかもしれませんが、実はカフェ、喫茶店がたくさんあります。 京都で独創的な研究が多くなされたのは、カフェで意見交換して刺激を得られたからではないかと先生は言っています。 そんな京都独特のカフェ文化を体感しようというのもゼミ旅行のひとつの目的でした。
さて1日目は庭園巡りです。
重森三玲という近代日本を代表する庭園家が庭を作っている光明院、東福寺を巡りました。
欧米文化を意識して作られた彼の庭はモダンでありつつも、日本的なわびさびを感じさせるもの。
東福寺では東西南北に四庭が配されていました。大きな枯山水庭園である南庭や、青苔が千鳥模様に貼られた美しい北庭、
サツキを大胆に刈り込んだ西庭、円柱の石で北斗七星を表わした東庭などすべて違った味、美しさがあり、感心しました。
夜は京都の居酒屋で鍋や京野菜などを頂き、その後、カフェにデザートを食べに行ったり、とても充実した1日でした。
2日目は早起きして、まずみんなでホテルに隣接するカフェに朝ごはんを食べに行きました。
なんと、そこで、韓国のテレビ局の取材を受けました!
放送は韓国なので見ることができないのが残念です。
その後は、重森三玲庭園美術館へ行きました。ここは、吉永小百合さんが出演していたシャープの液晶テレビAQUOSのCM撮影で使われていた場所です。観たことある方もいるのでは?
茶室なども見学させてもらい、どこから庭園を見ても美しく計算されたこだわりを感じました。
午後からゼミ旅行のメインイベントの京都国際マンガミュージアム見学。学芸員の方に展示を一つ一つ説明をしてもらいながら見て回ることができました。海外で売られているマンガ本や、
明治から現在に至るマンガ雑誌まで、なんと約30万点もの資料があるそうです。誰が行っても楽しめる場所だと思います。
こんな感じで、ちょっと変わった?京都旅行を楽しみました。
本当に暑く、移動するだけで汗ダラダラという感じでしたが、とても充実したゼミ旅行でした。