41回Helen Dalton Speech Contestが11月24日(木)に学生アワーを利用して行われました。このスピーチ・コンテストは、恵泉の創始者である河井道先生の親友であったHelen Daltonさんが日本の英語教育の推進を願って、恵泉にお金を寄付してくれましたところから始まった、長く続いている伝統行事です。
今年の出場者は5人。そのうち4名は英語コミュニケーション学科所属の学生さんで、1名は人間環境学科の学生さんでした。それぞれが自分の言いたいことを『英語』という言語を通して、表現豊かに伝えました。英語の発音のきれいさだけではく、表現力を競うのがこのコンテストの特徴であり、恵泉が大事にしている英語教育の理念でもあります。
今年のスピーチは次のような内容でした。
“Someone Special”(高校時代に出会った恩師の話)
“The Cather in the Rye” (『ライ麦畑でつかまえて』を読んだ感想)
“British English-Study Programs”(イギリス留学の体験談)
“Message from Japanese Culture”(日本の伝統文化のすばらしさについて)
“Let's Think About Japanese Society”(若者への積極的な政治参加の呼びかけ)
厳しい選考を経て選ばれた5人の学生さんは、英語コミュニケーション学科教員との1対1での1ヶ月にわたる練習を通し、英語での表現力を磨きました。1位、オーディエンス賞ともに、日本の伝統文化である習字の素晴らしさを語った英語コミュニケーション学科1年生の学生が選ばれました。今後も多くの学生さんに英語での表現力をつけてもらうために、スピーチへの参加を積極的に呼びかけていく予定です。