3年生の大日向ゼミでは、徐々に4年次の卒論執筆に向けた準備を進めています。
春学期は、家族・女性・子ども・少子化等々をテーマに、各自が図書館で興味を持った本を探してきて、ブックレポートを発表しあう時間に当てました。
いわゆる“多読乱読”の春学期を経て、秋からは各自が関心事を絞り込む作業に取り組んでいます。
興味を持ったテーマについて、<なぜ?><いかに?>と迫りながら、毎回、少しずつでも書き出していく作業を進めているところです。
ゼミ生が見つけてきたテーマは・・・例えば「松田聖子と山口百恵の生き方を通してみる女性のライフスタイル」「グリム童話とディズニーの違い」 「絵本とジェンダー」「ハリーポッターの神話性」「今、一番必要な子育て支援とは」「世界の子育て支援を知りたい」「なぜ夫婦別姓?」「化粧のもつ力」 「女オタクとは」「マイノリティの人々への差別はなぜ生まれるのか?」等々です。
卒論は、大学での学びの集大成。3年次から準備を積み重ねて、自分の関心事を掘り下げ、形にしていく喜びを是非、味わって欲しいと願っています。 4年生になると就職活動も本格化して、特に春学期は卒論執筆にかける時間もとりにくくなりがちですので、3年次にしっかり基礎を固めてもらいたいと願っています。
大日向雅美