この授業では、子どもに英語を教えるための準備やトレーニングをつんで、実際に小学校や幼稚園で英語を教えています。 子どもたちは、こちらが予期しないことを言ったり聞いてくるなど、毎回驚きの連続です。 英語の歌を歌ったり、絵本を読んだり、子どもたちと触れ合う時間は貴重で、いつも笑顔と元気を与えられます。
幼稚園に実習に行ったとき、Hug という絵本を読みました。
それを聞いていた園児が泣き出してしまい、理由を尋ねると「ママに会いたくなったの~。」読んでいる本は英語でも、子どもたちに伝わったのですね。
講義では、実際に子どもたちに教えることを想定して指導案を書いたり、教材を整えたり、学生を児童に見立てて模擬レッスンを行います。学生は実習のたびに緊張した面持ちで教室に向かいますが、終わるころにはいつも満面の笑み。
1時間の授業で先生の顔になるので不思議です。
大谷 由布子