2010年秋学期の演習では、自分の身近な環境について調べ、考えることをテーマとしました。
演習の後半では、大学のキャンパスを対象として、良い点を評価し、悪い点を指摘し、より良くするためにどうすればよいかを話し合いました。
活発な議論となったので、この雰囲気を他の学生・教職員にも伝えたいと思い、急遽、学内報をつくることにしました。
それが、『パイン村通信』です。大学を「くに」と見立てて、その中にある小さな「むら」から学生の視点で発信しようというものです。
なお、「むら」の名前ですが、「パイン(pine)」を訳すと「松」なので、パイン村=松村という単純な理由から決めました。
2011年1月に創刊した『パイン村通信』から、学生が書いた記事をいくつか紹介します。
2011年2月
学生の視点から発信する『パイン村通信』創刊 人間環境学科
2011年02月09日
投稿者:松村 正治
ゼミ/授業名:松村ゼミ
心理テストを作ってみる 人間環境学科
2011年02月01日
投稿者:喜田 安哲
ゼミ/授業名:人間形成実践演習(3年喜田ゼミ)
秋学期の後半ではパーソナリティー・テストの作成を試みました。
あなたは内向的だろうか、外向的だろうか? そんな問いからのスタートでしたが、いざ測定となるとどうでしょうか。結構難しい問題です。
内向的/外向的って言うのだけれど、あなたは(私は)いつも内向的なのだろうか? いつも外向的なのだろうか? どんな内容を聞けばいいだろうか?
この質問をしたらどんな結果になるのだろう? そんな議論を重ねながら、予測をたてつつ質問項目を考えていきます。
仮説を明確にしながらアンケートを作成していくのです。