右の図は、どのように見えますか?3本にも見えるし、2本にも見えますよ。分かりませんか?それでは、右側を無視して、左側だけを見てください。 すると、3本を見ることができますね。次に、左側を無視して、右側だけを見てください。今度は、2本を見ることができましたね。 このように、さまざまな"もの"が、見方に応じて、さまざまに見えてきます。 本学の講義「表象の心理学」では、いろいろな題材を使って、見方に応じて見え方が違ってくる様子を体験します。 そして、その体験を実験的に立証するための手続を考えて確認してゆきます。とても面白いですよ。
講義「表象の心理学」の紹介 人間環境学科
2011年05月30日
投稿者:人間環境学科教授 深谷澄男
ゼミ/授業名:深谷ゼミ
担当教員:深谷澄男
心理学の諸問題、とりわけ知覚能力(見て・聞いて・触って分かること)、および言語能力の発達について考えるために、様々な障害を負った子供たちに対する教育的な働きかけの実践活動を続けています。その活動の輪の中に、皆さんが積極的に加わってくださることを期待します。