現代の日本の野菜は、遺伝的に雑種で、性質が均一なF1雑種(一代雑種)がほとんどです。これは、農家が育てやすく、管理しやすく、計画的に栽培しやすいからです。ところが、日本には、伝統野菜とか地方品種などと呼ばれているものがあります。これは、その品種の形や味などを保持している個体を十数個選んで、それらを集団的に栽培し、種子を採るというものです。F1品種みたいに安定しておりませんが、昔からの懐かしい故郷の味を守っております。
2011年08月01日
投稿者:藤田 智
ゼミ/授業名:藤田ゼミ
現代の日本の野菜は、遺伝的に雑種で、性質が均一なF1雑種(一代雑種)がほとんどです。これは、農家が育てやすく、管理しやすく、計画的に栽培しやすいからです。ところが、日本には、伝統野菜とか地方品種などと呼ばれているものがあります。これは、その品種の形や味などを保持している個体を十数個選んで、それらを集団的に栽培し、種子を採るというものです。F1品種みたいに安定しておりませんが、昔からの懐かしい故郷の味を守っております。