心理学の教養基礎演習 I 人間環境学科

2012年07月24日
 投稿者:喜田 安哲
 ゼミ/授業名:齋藤ゼミ、喜田ゼミ

1年生の春学期。これから心理学を学ぶにあたり、その基礎づくりと位置づけているゼミです。このゼミでは、ストレッチ、マッサージ、そして太極拳を学びます。人を観察する、人に触れる(触れられる)、身体を伸ばす(伸ばされる)、そして緊張を緩めて柔らかく動く訓練をそれぞれのゼミに分かれて行ってきました。

写真は、各ゼミでの学びを確認するために、春学期最後の授業で行った太極拳の表演会です。太極拳はとてもゆっくり動くので、一見簡単なように思うかもしれません。でも、左右上下非対称で、かつ流れるような柔らかくしなやかな動きは、自分の身体の「部分と全体」のバランスを崩しやすい、とても難しい動きです。
たった半期ではありましたが、みなそれぞれに自分の身体図式を整えて、健やかになりました!」

担当教員:喜田 安哲

障害を負った子どもたちへの教育実践を通じて、課題ができるようになっていくプロセスとその背景を探究しながら、脳における情報処理過程について研究しています。身体に働きかけていくことがさまざまな障害に驚くほどの効果を与えます。一方、私たちが身体を動かせることも自明なことではありません。頭と身体を総動員して学びます。

喜田 安哲