みなさん、こんにちは。日本語日本文化学科には日本史に関心がある人が多いのですが、その中でも幕末の歴史や人物に関心を持つ人が少なくありません。そこで、3年の幕末史のゼミについてご紹介します。このゼミでは、当時の人が書いた記録や手紙や日記などを読んで、意味がわかるようになることを目指します。もう一つの目標は、参加者が幕末の出来事やこの時代に活躍した人物から一つずつテーマを選び、研究発表し、クラスでディスカッションすることです。こうして調査、プレゼンテーション、コミュニケーションの力をつけていきます。
今日は新選組について長島成美さんが発表しました。長島さんが新選組を選んだ理由や、これからの研究計画について、お尋ねしました。
「幕末の歴史の中から好きなテーマを選べるという事で、私は新選組について調べて発表しました。私は中学生の頃大河ドラマの新選組を見て土方さんの格好よさに惹かれたことがきっかけとなり、新選組が好きになりました。幕末と言う激動の時代で、最後まで幕府のために戦うという熱い志を持っているというところにも惹かれます。新選組とは幕末に京都守護職の松平容保公の御預のもと主に京都で活躍した組織です。局長の近藤勇、副長の土方歳三、一番隊組長の沖田総司といった隊士を1人ずつ調べていって、それぞれの人間性や関係性を知ることは、とても楽しかったです。また、新選組を調べると幕末の歴史の流れもわかり、とても勉強になりました。さらに詳しく調べて、新選組の事をもっと知りたいです。」
このゼミの研究発表には、新選組以外にも、ハリス、坂本竜馬、高杉新作と奇兵隊、松平春嶽、横井小楠、島津久光、松平容保、赤報隊、ええじゃないか運動など、幕末史に興味がある人ならよくご存じのテーマが登場します。