ヤバイ!!昔と今で意味が変わっている語 日本語日本文化学科
2012年07月11日
投稿者:鈴木 実那美
ゼミ/授業名:山田ゼミ
はじめまして。三年山田ゼミについてご紹介します。
と、その前に、皆さんは「この言葉本来の意味と違うんだけどなぁ」と思う言葉はありませんか?え?そんなマニアックなこと考えないですか?
実は今学期の山田ゼミでは「昔と今で意味が変わっている語」についての研究?調査?をしています。
最初にお聞きした「本来の意味とは違う」言葉とは、昔は本来の意味で使っていたけれど、今では新しい意味で使われることが多くなってきた、ということですよね?
つまり!「昔と今で意味が変わっている語」となるわけです。
皆さんは何を思い浮かべますか?我がゼミでは始めは「寒い」や「痛い」などもあがっていましたが、現在研究および調査をしている語は「やばい」です。
「やばい」の本来の意味は「危険」や「不都合」なので、悪い状況で使われます。つまりあまりいい意味ではない、マイナスの意味で用いられます。しかし現在ではおいしいものや感動した時など、プラスの意味で用いることもありますよね?ではマイナスの意味で使われていた「やばい」、いつからプラスの意味でも用いられるようになったのか、それを研究および調査をしているのが山田ゼミです。
マニアックですよね?つまらなそうとか大変そうとか思いますよね?ごもっともです。
しかし一見面倒そうですが、いざ調べてみると新たな発見があり、いつも当たり前に使っている言葉になかなか奥深いものが感じられます。
皆さんも日常で使っている言葉がいつから使われ始めたのか、いつから意味が変わったのか考えてみたら面白いかもしれませんよ?
担当教員:山田 昌裕
言葉はおもしろい。さてここで文法問題です。「た」「ね」「を」「ない」「だろう」「ている」「させる」「られる」「食べる」「納豆」、以上の10単語をうまくつなげてひとつの文を作ってみて下さい。10単語もあるのに答えはひとつです。言葉の問題は暗記ではありません。考えるところにおもしろさがあります。答えは授業で。