11/10-11の恵泉祭で、心理学ゼミ(齋藤ゼミ・喜田ゼミ)は今年も、こころとからだの関係に着目したテーマの企画を実施しました。心理のゼミ生は全員、本学公開講座「東洋医学健康講座」を受講することになっています。その講座の講師陣である後藤学園の先生方(鍼灸師の方々)にご協力をいただき、熱くないお灸(せんねん灸)を使った施(せ)灸(きゅう)(お灸をすること)をする先生方の側で手伝いをしました。
反響は予想以上で、多くの方がこの企画をめざして来てくださいました。施灸は、たった1か所(1穴(けつ)と言う)ですが、どの方も帰りには笑顔になり、リラックスしたご様子に変化していました。皆さんからは、「希望する症状緩和に効果的だ」とか「気持ちいい」「ほんわかした」などの反応を戴きました。
先生方の技術が優れているのは言うまでもありませんが、参加者の方々への穏やかで的確な働きかけが、参加者の方々の心地よさを引き出していることがよくわかりました。その様子に触れ、ゼミ生たちも徐々に笑顔になり積極的に声を出すようになっていきました。医術は仁術、こころの理(ことわり)だということが再認識できました。
その心理学における「こころとからだの関係」については、ゼミ生たちが頑張り、ポスターにして室内に展示しました。なんと今年から恵泉祭で設けられた表彰の第3位に選ばれました! ゼミ生たちは、ここまでの準備も含め、多くの学びを得たようで、私たちも嬉しく思っています。今後もこのような学習を続けたいと考えています。