先日思いがけないプレゼントをもらいました。留学生日本語クラスの最終日、教室に入ると黒板には留学生からのメッセージが...。

現在、恵泉には各学年それぞれ20名ほどの留学生がいます。留学生も他の日本人学生とともに学部の授業を履修するのですが、1、2年生での語学クラスのみ留学生は日本語を履修します。多くの留学生がそれまで進学を目指して日本語学校で勉強していますが、日本人とともに学校で勉強するのは初めてです。大学の授業は高校と違うことも多いので、日本人学生すら初年度には戸惑います。そうした戸惑いを軽減し、少しでも大学の授業についていきやすくすることを目的に日本語の授業をしています。
留学生の中には学費、生活費を自力で用意する人も少なくありません。毎日、勉強、アルバイトで疲れている様子も見られます。「もうだめだ～」と弱音を吐くこともしばしばです。でも、クラスで他の留学生とおしゃべりをしてエネルギーチャージをして、また元気に前に進めるようです。頑張っている留学生の姿をみると、教員である私自身も元気になれます。