私の研究課題の一つに、「園芸が、現代社会の諸問題にどう立ち向かってゆくか」というものがあります。まさに、現代社会の問題に園芸を投入して、解決して行こうというものです。この際に必要なものは何か、考えてみましょう。
まず、園芸番組に良く出ている人物が必要ということでしょう。次いで、園芸を通じて何を言えるかでしょう。テレビを通じて何を訴えるか、私たちが一番考えることです。さらに、もう一つ。園芸の良さを知っている人、そういう人が番組を受け持つべきでしょう。園芸番組は、出演者とスタッフで作られてゆきます。その中で、ディレクターがその良さを実感していなければなりません。その意味で、現在の『やさいの時間』は、成功しているといってよいでしょう
さらにもう一つ、私のゼミ生でこの関係の仕事に就職した者がいます。私のゼミでは初めてですが、本年3月に卒業した伊藤美枝子さんです。彼女は、日本テレビの『世界一受けたい授業』のAD(アシスタントディレクター)になりました。将来、Aが取れてD(ディレクター)になるのを夢見ています。ぜひとも、頑張っていただきたいと思います。ちなみに、私も出ています