「ケータイの充電」ってそんなに必要かな? 現代社会学科

2013年06月04日
 投稿者:篠田ゼミ4年生
 ゼミ/授業名:篠田ゼミ

篠田ゼミでは、それぞれの卒論に関連した話題についてディスカッションをしています。今回は、「どうして大学内でケータイの充電をするのだろう?」がテーマです。きっかけは、携帯電話を充電する学生を多く見るようになったことから。わざわざパソコンのコードを抜いてまで充電している人もいる。そもそも大学という公共の場で、私物の形態を充電することはよくないことなのでは? という問題意識を私が持つようになったからです。

Q:「スマホ・携帯の充電」について、どう思いますか?
sさん:いろんな所にコンセントがあり、無料で充電できるから、やる人が多いと思う。
mさん:中には、「学費を払っているから充電してもいいじゃない」と考える人もいるのでは?


Q:普段の生活の中で、携帯はどれくらい必要なものですか? また、スマホをどう思いますか?
ガラ携帯を所有するゼミ生:私はそんなに使っていない。最低朝と夜にmailの確認をすれば十分。たくさん使う人は娯楽をメインに使用しているのでは?
スマホを所有するゼミ生:ブラウザ機能が充実していて通信が速いので、使うと便利。アプリ(特に写真機能)が多い。しかし、使用しているとバッテリーが速く減ってしまう。便利な分、たいへんなところもある。

・・・などなど

皆さんも、一度は「ケータイの充電やケータイの必要性について」考えてみませんか?

人間環境学科4年 鈴木綾乃

ゼミでのディスカッションとは?

議論されることには、誰かが決めた正しい答えというものはありません。正解のない議題に対して今まで学んだこと、経験したこと、それによって得たことをもとに自分がどう考えたかということが重要です。そして、ディスカッションの中では違った立場からの意見など思わぬ答えが返ってくることもあり、その人なりの見方や考え方に刺激されながら自分の学びを深めるきっかけや新しい気付きを得ています。
しかし、自分の考えや意見を上手く人に伝えられる段階までまとめられない時もあります。ゼミの皆にわかるように伝えようとする努力と同時に、人の話を理解しようと努力するようになったと思います。その一つ一つが実践の中で少しずつ身につけられているのではないかと感じています。

人間環境学科4年 浅沼香苗

篠田ゼミ

充電ステーションで充電中

担当教員:篠田 真理子

環境問題は家庭生活、地域社会、学校生活など身近な場所から地球規模まで、さまざまな領域と絡み合っています。難しい議論はたくさんありますが、自分にとって快適に暮らすこと、自分以外の人々――同じ国に住む人や遠くの国の人――にも自然にも負荷をかけないこと、と考えれば単純なことかもしれません。ワクにとらわれず一緒に考え実行していきましょう。

篠田 真理子