恒例となっている国際社会学科の2名の教員の合同ゼミが、4回にわたり実施されました。目的は、グループ活動での議論や発表を通じて、これからの大学生活での仲間作りです。
1日目の6月13日は、二つのゼミ27名の受講者を四つのグループにアミダクジで分け、さらにリーダーを決め、自己紹介をする。そして、アジアで活躍する日本人女性のビデオを観ながら、興味持ったことがらをメモ書きし、それらをグループ内で発表しあって、共有するという活動を行いました。2日目の20日には、グループ内で共有した情報をもとに、もう一度ビデオを観ながら新たな情報を加え、共有した情報をポストイットに書き写し、それらを模造紙に張って、原因(条件)-過程-結果に整理するという作業を進めました。
3日目の27日には、発表の内容・構成を考え、発表の手法(パワーポイント、紙芝居、黒板に板書など)および役割分担をグループで議論し、4日目の7月4日には、発表の準備作業の後に、1グループ15分間という時間設定で、ドバイのホテルで働く女性、タイで象使いになって活躍する女性、中国でファッションを推進する女性、カンボジアでハーブ製品を生産・販売する女性を主題にした発表が行われました。
振り返りシートでは、「リーダーは始めてで、メンバーの意見をまとめることで大変だった。プレゼンが終わった時、涙が出ました。今回の経験を活かして、またリーダーをやってみたい」「4回もやる、それに毎回の課題レポートも・・・。でも、あっと言う間の濃密な合同ゼミでした。これがゼミという演習だということを理解できました」と言った感想が書かれていました。
この合同ゼミを通じて、新しい仲間が出来たものと期待しています。