恵泉英語コミュニケーション学科テッド先生のゼミでは、ユーモアについて扱っています。普段の授業では、ディスカッションを中心に、パロディ、擬人法、風刺など様々な視点からのユーモア、その社会的影響、文化的背景などを考えます。
さて、このゼミに属している私は、3年次に7か月間イギリスへ留学しました。留学期間、どのようにゼミの勉強を進めたかをお話しします。
イギリスでの授業は語学が中心でしたので、ゼミの勉強は自分で進めました。卒論では、英児童文学における家族像をユーモアの視点で扱う予定です。そこで、児童文学ゆかりの地を周り、資料を集めることにしました。
ピーターラビットが生まれた湖水地方、ピーターパンの舞台となったケンジントン公園、プーとクリストファーロビンが遊んだ農場、そして不思議の国のアリスが生まれたオックスフォード、など。
ゼミの授業に参加できない代わりに、テッド先生にメールで指導していただき、ご指摘に答えたりレポートすることで、深く考えることができました。また、日常生活や国際交流を通してイギリス文化を学んだことで、作品理解につながったと実感しています。
今後、本格的に卒論に向かっていく中、イギリスでの学びを活かしたいと思います。