歴史文化学科フェロシップ-富士山周辺の旅- 歴史文化学科

2015年05月11日
 投稿者:高濱俊幸

歴史文化学科では、新入生全員が学科教員とともに富士山周辺をめぐる「フェロシップ」を実施しました。まだ、入学式を終えたばかりの4月10日、親睦と世界遺産体験を目的として、多摩センター駅近くの学バス乗り場近くから、2台のバスで富士山へと向かいました。

平日のためか高速道路の混雑はなく、予定よりも早めに到着しました。まず訪れたのは、山梨県立富士ビジターセンターです。ここでは、富士山のことを一通り知ることができました。ビジターセンターでは拡張工事が進んでいましたが、今後ますます充実した展示内容となることでしょう。

続いて、少し早めの昼食で「ほうとう」を食べた後は、再び富士山周辺の探索です。世界遺産の構成資産である御師住宅(旧外川家住宅)では、かつて富士信仰が盛んだった頃に思いを馳せながら、御師住宅の役割など詳しい説明を聞くことができました。最後に、やはり世界遺産の構成資産・忍野八海をゆっくりと歩きまわりました。ここは自由行動でしたから、学生たちは思い思いに時間を過ごしました。

それから2週間ほど経った4月23日、新入生たちも大学生活に少しずつ慣れ始めた時期ですが、フェロシップの「事後学習」がありました。いつもは10人以下の小規模クラスに分かれて開かれている1年生向けゼミ「教養基礎演習」が、この日は合同授業となって、山梨県庁からお招きした小池正幸先生に、世界遺産としての富士山を教えて頂きました。

富士山を望む

御師住宅で説明を聞く

忍野八海で記念写真

小池先生のご講義