篠田ゼミでは、毎年ゼミ合宿で卒論発表会と、その地域の自然に触れる体験活動を行います。今回は、2014年8月下旬に行ったゼミ合宿の様子を、世戸口美樹さんに執筆してもらいました。
私たち篠田ゼミでは、3年生と4年生の合同計8人で、奥多摩へゼミ合宿に行ってきました。
8月下旬、合宿先の奥多摩は青々とした山に囲まれており、東京とは思えないほど自然が豊かでした。近くにコンビニはそうそう無く、奥多摩駅の近くには東京最西のコンビニがぽつんとある程度です。最寄駅から森の中の橋や畑の脇を通り、宿へ着きました。
1日目は、宿に着いたらすぐに卒論発表をしました。4年生の卒論発表は3年の私にとってとても興味深く、これから卒論を書くにあたっての参考にもなりました。
2日目は、今回の合宿の一番の楽しみでもあったラフティングをしました。ラフティングとは、ラフトボートと呼ばれるゴムボートに乗り、パドルを使いみんなで力をあわせて川下りをするレジャースポーツです。近年過疎化が進む奥多摩では、活性化のためにさまざまな取り組みが行われてきました。その中でも奥多摩特有の豊かな自然を利用した観光産業が注目されており、そのひとつがラフティングとなっています。源流近くなので水は冷たく澄んでいたのが印象的でした。激しい水流の中を下っていくのはスリリングでもあり、とても楽しかったです。