青山で心理学の授業!―子育て支援ステーションあい・ぽーと見学! 社会園芸学科

2017年07月21日
 投稿者:齋藤 謁
 ゼミ/授業名:対人援助論

7/8(土)、本学の心理学関連の授業『対人援助論』(3年次以上で受講可)の学外授業を行いました。東京青山の、本学学長の大日向先生が施設長である「子育て支援ステーションあい・ぽーと」で、施設見学と大日向先生のお話を聴くという内容でした。終了後の学生のリアクションペーパーには、こんな記述がありました。

"あい・ぽーと"の印象

「もっと子どもっぽさを強調した建物と思ったが、シンプルで落ち着いた建物だと知り、驚いた(いい意味で)」という記述がひじょうに多かった。
「優しさがあふれた施設だと感じた」他、料理教室実施や、野菜作りをすることに高評価。
柔らかい、リラックスできる、など。

"学んだこと"

「子どもが幸せであるためには、まず親が幸せであることが必要」=多くの学生が記述していた。
「子育ては一人ではできないとわかった」=複数。
子どもを無条件で預かるということに驚いた、感動した、必要だと思った、など。

"感想"

「子育て支援」は子どもと親の両方の支援をすることが大切ということにとても印象に残った。=複数意見。
自分が母親なら利用したいと思った、など。

他にもまだたくさんありますが、それを読んだり、学生たちのナマの声を聴いていると、施設の居心地の良さ、職員の方々のさりげない配慮、心遣い、子育て支援は子どもだけの支援ではないことなどをしっかり感じ取っていることが伝わります。学生たちがこの見学の時間を大変有意義に過ごせた様子が手に取るようにわかりました。百聞は一見に如かず。そして、また自ら動いて自らの目で見学する行動そのものも意義深く、毎年続けていてよかったと改めて思いました。

担当教員:齋藤 謁

人の成り立ちとその振る舞い、他者と関係などで生じる事象・現象をそれが生じるコンテクストとの関係を科学的に説明していく学びです。条件と結果の関係、他者への働きかけにおいて何が必要かということも学びます。臨床心理学領域では、心が不適応状態にある子どもや成人が適応状態に戻れるよう支援するために、心の病や治療法、その理解の方法なども扱います。

齋藤 謁