梅雨入り後、4年ゼミに卒業生をお迎え! 国際社会学科
2018年06月18日
投稿者:4年ゼミ生一同
ゼミ/授業名:杉山圭以子ゼミ
大学恒例スプリングフェスティバルが終わると、今年も各地で梅雨入り。雨に打たれた紫陽花の大玉が舞う道端の花の宴、クチナシの甘い芳香に酩酊し、その白いビロードの上で固まっている
6月13日、4年ゼミに卒業生をお迎えする運びとなり、皆でこってりと熱烈歓迎。外食産業の第一線で企画・総務の何でもをバリバリこなす児玉真弓さん、ようこそ。内定を頂いて、早々と就活あがりとなったゼミ生2名に、この日の様子を振り返ってもらいました。
4年・後川玲香
はじまりとはつくづくひょんなものです。
この3月、世界のお茶を披露する本学オープンキャンパスで先生とタグを組み、初めてインドのチャーイ(お茶)作りを経験して以来、機会を頂いては披露してきた事がこの日にまたつながりとても嬉しかったです。卒業生の方のお話のなかで、自分の好きな事が今の仕事に役立っているということを聞き、なんでも切らずにいればつながっていくことを強く感じました。バンザーイ!
大学4年生のこの時間は、就活などで移動する機会が多く、様々な人と出会います。学生生活でも、オープンキャンパスやスプリングフェスティバルのお手伝いを通じて私も新しい出会いがありました。いまこの瞬間の出会いの一つ一つが積み重なり、これからの私の糧となり、やがて社会人として働く場面においても何かしら<つながって>いくのだと思うとワクワクです。
4年・柴崎瞳
6月に入り就職活動が一段落した頃、ゼミでOGの児玉さんからお話を伺う機会があった。その中で私は社会人として人と話す時に大切なことを教わった。社会には様々にモノを見ている人がいて、別の世界のことも最小限でいいから知っていることが大事だということだ。それは今朝目にする新聞記事のことかもしれないし、聞きかじったばかりで自分の中ではまだ生煮えの事柄であるかもしれない。無関心の垣根を壊し、新しい風をいつも自分の中に入れておこう。そんな態度が会話のきっかけや相手の考えを理解する足掛かりになりそうだ。
卒業後、私が飛び込む世界は介護業界である。深い人生経験を積んだ高齢者の方々がいるはずだし、そのご家族の方々とも関わっていくことになるだろう。その時の道しるべの1つとして、児玉さんのこの日の言葉を心に刻んでおこうと思った。
(最後に、杉山から)
児玉さん、この日はありがとう。良い種を蒔いてくださって、胸が一杯よ。
担当教員:杉山 圭以子
サリーとカレーとガンジス川。神秘と悠久、お香にターバン。インドはいつもイメージ・アイコンでいっぱい。けれど歴史はいつも立体型。わたしなら「砂糖と英語とノーベル賞」と並べてみます。全部違う位相に、ぴったり一つの時代が高浮彫になりますね。先頃、EU離脱を決めた英国と200年もつながっていた時代のインドを学んできました。地球儀を廻せば、もう関係の世界史だけ。そこから「今」を俯瞰する軸をいつも考えています。