春に咲く草花のタネ播きをしました 社会園芸学科
2020年10月28日
ゼミ/授業名:学科基礎演習Ⅰ/社会園芸実践
10月中旬、ガラス室の中では、さまざまな授業の実習で播いた、春に咲く草花の苗が育っています。
その中に、春学期の社会園芸学科「学科基礎演習Ⅰ」で、学生が約1ヵ月前に播いた花の苗も、少しずつ大きくなってきました。
人と人、人と自然とをつなぐあり方を探求する「社会園芸」。春学期の「学科基礎演習Ⅰ」では、「人と人、人と自然をつなぐ花壇づくり」を実践する予定でしたが、新型コロナ感染症拡大の影響で、すべての授業がオンラインとなりました。そのため、夏秋に咲く草花のタネを4月に播く予定を変更し、9月16日に春に咲く草花を播くことになりました。
パンジー、ワスレナグサ、デージー、スイートアリッサムなど、ゴマ粒よりも小さなタネを一粒ずつ播きました。
秋学期の日常の水やりは、「社会園芸実践」の履修生らが担当。10月中にポット上げして、苗が大きくなったら、12月に花壇へ植え付けます。
9月16日 一人ずつ、黒土、赤玉土、腐葉土などを箕に入れて、用土を作ります
よく混ぜます
用土をセルパックに入れます
一つのマスに、一粒ずつ播いて、覆土します
最後に水やりをします
10月19日 ダイアンサス テルスター 根もよく張っています
担当教員:菊地牧恵
恵泉の学生は「生活園芸」の授業で、自分で食べるものを自分でつくる経験をします。農薬や化学肥料を使わない有機園芸で栽培することで、教育農場には様々な生き物が棲み、豊かな土が育まれています。生き物の多様性、共生、循環について実践を通して学ぶ、教養教育としての生活園芸。様々な学びの土台となる分野です。