畑が華やかに!竹製ラベルにペイントしました 社会園芸学科
2020年12月04日
投稿者:社会園芸学科2年 H.N.
ゼミ/授業名:社会園芸実践Ⅰ
園芸を介して人と人、人と自然をつなげる実体験を通して学ぶ「社会園芸実践」の授業。その体験授業の中で、恵泉CSAの実践をしている学生からの報告です。
皆さんこんにちは。恵泉CSAです。
恵泉CSA(Community Supported Agriculture)は、有機園芸を通して地域を支える、地域が支える、地域とつながることで、人と人とがつながるということをコンセプトに活動しています。コロナ禍の今、人と人とはどうつながることができるのか、園芸を通して考えています。
今回は、教育農場の一角にあるCSAの畑を誰が見てもどこに何が植えてあるかわかりやすくするための竹製ラベルにペイントしました。
使った竹は、地元の社会福祉法人共働学舎からいただいて割ったものです。6名の学生が、それぞれのセンスでたのしくペイントし、カラフルなものができ上がりました。ダイコンや、ホウレンソウ、ニラなど冬の野菜を中心に、全部で30本ほど製作しました。
自分たちで作った竹ラベルが畑に立っており、以前より華やかになり、畑に行くのがさらに楽しみになりました。
また、今年は教育農場だけでなく、キャンパスの中でも農場の様子を知ることができるような「恵泉ミニファーム」を作っています。そこでは、ハクサイ、ラディッシュ、コカブ、ダイコン、サニーレタスなどをプランターで栽培しています。1年生の必修科目「生活園芸Ⅰ」と同じ作目です。その「恵泉ミニファーム」にも竹ラベルを立てました。
春が近づいたら、春に育てる作物のラベルを作ろうと考えています。新型コロナウイルス感染症が収束し、皆さんにおいでいただける日を楽しみに手入れを続けています。
担当教員:菊地 牧恵
恵泉の学生は「生活園芸」の授業で、自分で食べるものを自分でつくる経験をします。農薬や化学肥料を使わない有機園芸で栽培することで、教育農場には様々な生き物が棲み、豊かな土が育まれています。生き物の多様性、共生、循環について実践を通して学ぶ、教養教育としての生活園芸。様々な学びの土台となる分野です。