新入生の皆さんに歓迎のメッセージ! 国際社会学科
2021年04月16日
4月2日に「新入生フェロシップ」が行われました。フェロシップとは仲間であることとか、仲間意識といった意味の英語ですが、この時期に毎年、新入生を恵泉コミュニティにお迎えするための「新入生フェロシップ」という行事が行われるのです。以下では、このフェロシップで、国際社会学科4年の安野まど佳さんと国際社会学科2年の井上春菜さんが国際社会学科の新入生に対して送ったメッセージを紹介します。
安野まど佳さんからのメッセージ
新入生のみなさん、この度はご入学おめでとうございます。私は国際社会学科4年安野まど佳と申します。
私も3年前、みなさんと同じように緊張しながら入学式を迎え、この新入生フェロシップに参加していました。 1年生のこの時期を鮮明に思い出します。3年後、このような場に立ってみなさんの前でお話する機会があるなんて思っていませんでした。というのも、私は入学当初、行動力もなく、なんのビジョンもなく淡々とした大学生活を送っていくのだろうと思っていましたが、恵泉での出会いや学びを通して様々な経験や成長の糧を得ることができました。
実は去年1年間、台湾で語学留学をしていて、この1月に帰国したばかりです。去年の今頃は台湾でこんなことをしていたなあと鮮明に思い出せるくらい、留学での経験が最近に感じられます。今年の1月まで交換留学生として海外の大学で勉強していたのですが、留学していたこの一年間はとてもあっという間で、充実した留学生活を送っていました。
私は入学当初から留学したいと思ってわけではないですが、恵泉で出会った留学生との交流や短期の海外文化研修を通して、より海外に関心を持ち、長期の留学を決意しました。今思えば、恵泉での学びや経験が、私の背中を押してくれたように感じます。
また、入学当初は具体的にやりたいことやどんなことを学んでいきたいかわからなかったですし、中には新入生のみなさんでも同じ考えを持っている学生さんもいるのではないかと思っております。でも、恵泉での学びや経験を通していろんな価値観に触れ、視野を広げいって、その中でやりたいことや挑戦したいこと、頑張ってみたいことを見つけていってほしいなと強く、思います。
なので、大学で挑戦してみたいこと、頑張ってみたいことを見つけられたら是非、先生や先輩方に頼ってみてください。先生や先輩方はきっと親身になって相談に乗ってくれるはずです。先生は学生一人一人をしっかりと見てくださっていますし、授業のことや生活面についてなど、様々なことに相談に乗ってくれます。
そして、入学してから私は友達がすぐに出来なかったので不安でいっぱいでしたが、今では学科学部、そして学年問わず、仲が良い友達がたくさん出来ました。恵泉に入学してから視野が広がり、新たな自分を発見することができたと思いますし、この3年間、とても充実した大学生活が送れています。
最後にはなりますが、みなさんが恵泉に入学して良かったと思える生活を送って欲しいですし、いろんなことを経験し、チャレンジする4年間にしてください。
私もそのようにして最後の1年を頑張っていきたいと思っています。
ありがとうございました。
井上春菜さんからのメッセージ
新入生のみなさん、こんにちは。人間社会学部国際社会学科2年の井上春菜です。
初めに一つ質問します。皆さんはなぜ大学に入学しましたか?就きたい仕事があるからですか?それとも、深めたい学びがあるからですか?または、周りの人が大学に進学するからですか?明確な目的を持って大学に進学した人もいれば、そうでない人もいるかもしれません。最初は目立ちませんが、だんだんとその違いが意識の差に現れてきます。そこで大切なことは、人と比較することではなく、自分の置かれている場所や与えられている時間の中で、その時できることを精一杯することです。
大学は高校と違い一人ひとり学ぶことが違います。そもそも比較することができません。その中で共通している点は、4年の時間が与えられているということです。どのような理由で大学に来たのか、スタート地点が違ったとしても、皆さん全員がここに来た意味を、そして価値を見出してください。
そして、それを一人ではなく、多くの人と関わる中で見つけていけるといいですね。大学は交わりの場です。バックグラウンドが違う人が集まっています。様々な価値観に触れ、他者や自分を知っていきましょう。
大学生活で自分とたくさん向き合い、自分が何をしたいのか、どう生きたいのかを考える機関としてください。皆さんの4年間が充実したものとなりますように。入学おめでとうございます。