ゼミのみんなで国際平和映像祭(UFPFF)2021にエントリーしました! 国際社会学科
2021年10月28日
投稿者:西山新菜
ゼミ/授業名:3年高橋ゼミ
SDGsについてもっと深く学びたいとゼミ生で話し合い、毎年9月21日の国連が定めたピースデーに合わせて開催されている国際平和映像祭にみんなでつくった作品を応募しました!国際平和映像祭とは、平和やSDGsをテーマにした学生が対象のイベントです。5分以内の映像作品を完成させてエントリーすると、選考を経て横浜で開催される国際平和映像祭2021で上映されます(追記:残念ながら、結果は落選でした)。
私たちは、この映像祭に参加するにあたって、どうすれば映像で平和やSDGsを伝えられるか考えました。その結果、「コロナ禍における私たち」をテーマに、大学生の日常生活とSDGsの繋がりがたくさんあることを伝えることをコンセプトにしました。
去年からコロナ禍によりオンライン授業に切り替わり、なかなか学校にも行けず友達にも会えずもどかしい気持ちが大きかったため、このテーマに決定しました。タイトルを『Today's Vlog -女子大生の一日-』とし、私たちの日常生活にSDGsが必ず関わっていることを、普段の1日の生活をSDGsと組み合わせて、女子大学生らしくVlog風(※Vlogとは自分の日常生活を文章で表現するブログの動画版)にまとめて、同世代に訴える動画を撮りました。
コロナ禍で会えない状況で動画を制作するのはとても難しいことでしたが、それを逆手に取って、zoom上で演出を加えたり、シーン毎に役割を決めて各自で撮影した動画を持ち寄って、何度も打ち合わせを繰り返して、一つの作品にまとめました。
右上には、日常生活と関係しているSDGsの項目も表示してあります。
この動画を仲間と制作することで、ゼミ生と一緒にSDGsについていろいろと学ぶことができ、ますますSDGsへの興味関心が深まりました。特に、作品をつくるために、過去の映像祭に応募された作品を観たことで、視野がひろがった気がします。最近はSDGsをテーマにしたイベントが数多く企画されていますが、若者や学生が参加できるものもたくさんあるので、今後も機会があれば積極的に参加してみたいと思います。学んだ知識を形にしていくことは、とても刺激的で、ワクワクしました。この経験をバネに、これからも新しいことに挑戦してみようと思います!
担当教員:高橋 清貴
難民や移民、格差や貧困、差別やテロ、温暖化など地球規模の課題が深刻化しています。根本には経済成長を信奉する私たちの考え方にあります。企業や政治家も今の経済と社会のあり方を維持すれども、根本から見直そうとはしません。一方、草の根では、来たるべき未来社会に向けて人々が知恵を出し、協力し合う動きが活発になっています。そうした市民の創造力と活動から、「国際協力」や「平和構築」の新しい意味とアプローチを研究しています。