2021年度1年生生田ゼミ ゼミだより(2) 英語コミュニケーション学科

2022年02月03日
 ゼミ/授業名:生田ゼミ

FT(フィールド・トリップ)に行ってきました

前回のゼミ便りでご紹介したように、本ゼミでは英字新聞の記事を使用して勉強していますが、先日12月27日(月)にFTとして新聞の発行元である読売新聞東京本社(千代田区大手町)を見学してきました。(ここは正月に行われる箱根駅伝のスタート・ゴール地点になっている場所なのでテレビで見た人も多いと思います。)
最初に、取材から編集、印刷、配送までの新聞制作のプロセスの説明や校閲体験を受けた後、英字新聞部次長三井誠様から英字新聞の編集についてのお話をうかがいました。さらに本社14階にある「英字新聞部」のオフィスを見学させていただきました。私たちがゼミで読んでいる英字新聞がこの場所から発信されていると思うと、非常に貴重な機会をいただいたと強く感じました。

読売新聞東京本社正面玄関
(2014年に改築された新しいビルです)
本社3階にて、新聞制作のプロセスの説明や校閲体験を受けた後、英字新聞部の編集についてのお話をいただきました。
本社14階にある「英字新聞部」のオフィスを見学させていただきました。(通常の見学ではこのオフィスには入れないそうなので、レアな体験となりました。)説明してくださったネイティブ・スピーカーの方(写真右側)は昨年3月まで放送されていたNHKラジオ語学講座「実践ビジネス英語」に長年出演なさっていたヘザー・ハワードさんです。私も学生時代からこの講座を熱心に聴いて勉強した1人でしたので、記念にサインをいただいてしまいました。
最後に、英字新聞部のオフィスで、スタッフの皆様がお仕事をしている風景をバックに英字新聞部次長三井誠様にも加わっていただき(右側奥)、記念撮影をさせていただきました。

今回のFTは当初、新型コロナウィルス感染状況の悪化によって実現不可能なものでした。さらに、英字新聞部への見学も本来は無理なものだったのですが、教育ネットワーク局の石塚公康様のご尽力のおかげでこの見学を実現できました。あらためてこの場を借りてお礼申し上げます。

担当教員:生田 裕二

英語教育の中でも、特にライティング指導を中心に研究しています。これまで教育現場で数多くの英文添削をしてきたなかで、学習者の英作文に見られる誤用に一定の傾向があることに興味関心を抱くようになりました。その原因や背景をより深く分析することで、自然な表現ができるような指導を模索しています。また、「ことばと社会」の関係を英語時事表現から研究しています。

生田 裕二