2022年7月12日
【17歳で「子宮を取る」がん告知の夜】朝日新聞アピタル 英語コミュニケーション学科
2022年07月12日
出典:17歳で「子宮を取る」がん告知の夜、ピザ屋で父が言えなかった言葉
人文学部英語コミュニケーション学科 桃井和馬
大学の授業でも写真や文章をテーマにした授業を持っている関係で、「表現」に関心がある学生が私のもとには集まってきます。
プロの視点から、学生たちの写真や文章を見つめていくと、写真からは、撮ったその瞬間の「心の動き」が透けて見えてきます。書かれた文章の行間からも、書き手の本心を読み解くことができます。それが表現された作品の醍醐味でしょう。
上原あみさんが、私の授業「表現力実践講座」を取ってくれたのは、昨年のことでした。その時から、彼女の投稿する作品に、私自身が惹かれました。文章の端々に、大きな苦難を経験した者しか描けない独特の「世界」観が滲み出ていたからです。
そこから交流が始まり、上原さんの体験を聞く機会も得ました。今回の記事では特に、お父様の視線が同じ世代の男性として、私にとっても他人事ではありませんでした。
上原さんは、「子宮頸がんワクチン」の接種や、ガン検診などの大切さを常々、「若い人と伝えて行きたい」と考えています。
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