英語でウクライナ問題を考える 英語コミュニケーション学科
2022年11月17日
ゼミ/授業名:英語文学
~英語の演劇を通じて~
英語コミュニケーション学科四年生、廣木花鈴さんは、KEES(Keisen English Education Society/恵泉英語教育研究会)で英語の絵本の読み聞かせや紙芝居の活動に参加し、部長も務めました。そこで、声を出して英語を読むときに感じを込めて読む体験を積み、聞く人にうったえる読み方を身につけることができました。
英語文学の授業では、この体験を直接生かすことができました。授業では、ウクライナ問題を英語による演劇を通じて考えるために、かつてのソビエト連邦の独裁者スターリンとスターリンに翻弄された実在の劇作家を描いたブラック・コメディ、ジョン・ホッジ作『コラボレーターズ』を部分的に演じることに挑戦しました。廣木さんが手にしているのが、この作品の原書です。このような活動を通じて、現在のウクライナ問題に見られる状況について理解と考察を深めることができました。
【ミニ知識】
ブラック・コメディでは、シビアなテーマについて、喜劇的に描くアプローチをとります。たとえば『コラボレーターズ』では、スターリンが食器棚から出たり入ったりして登場し、シリアスなテーマなのですが、おかしみのある演出になります。
担当教員:有馬 弥子
アメリカの大都会の活気と魅力はどこからくるのでしょうか。たとえばニューヨークには様々なバックグラウンドの全世界各地(中南米、カリブ海諸国、アジア、中近東、ヨーロッパ等々)からの人々が集まり、多種多様な文化があふれています。そこに暮らす人々の生活や心情を生きいきと映し出す英語のストーリーや映画をシェアしませんか、その人たちの友達になる一歩を踏み出してみませんか、ニューヨークの一員になってみませんか。