保育士試験勉強会「私の合格体験談」 全学科オープン資格・養成課程

2023年02月22日

2023年第1回目の保育士試験勉強会では、恵泉在学中に保育士試験に合格した4年生2名から合格体験談を聞きました。国家試験での保育士合格率は約20%。どのように勉強をしたのか、またどのように進路選択に繋げたのか、保育士資格や子どもに関わる仕事に関心のある学生が集まり交流の時間を持ちました。

保育士資格を取得した4年生のお話の抜粋です。

子育て支援員資格取得後、保育士試験にチャレンジしてみようと思った。休日に図書館等を利用して集中的に勉強していた。3年次のうちに資格取得できたため、就職活動でも保育士資格を活用でき、保育職として内定を得ている。将来像として、まずは保育士としての経験を積みながら、学びの機会を得てスキルアップを続け、さらに資格を取得するなど他者を支援するための専門性を高めていきたい。

(M.S)

テキストは2種類計3冊(参考書上下巻と一問一答)購入。隙間時間に勉強したりインターネットの情報も活用したりした。就職内定先は子ども番組を扱う制作会社。子育て支援員取得時の実習が楽しく保育の仕事も考えたが、就職活動時は資格に一部合格の状態だったため、日本語教員、制作会社を視野に入れながら行っていた。取得しきれていなくても面接時、何故保育士資格を目指しているのか、どのように頑張っているのかを伝えたのはプラスになったと思っている。

(Y.M)

勉強会の中盤で学長の大日向先生もご参加くださり、応援メッセージをいただきました。
参加したメンバーも質問したり、アドバイスをもらったりして、モチベーションUPに繋がりました。

在学中に資格取得したお二人のお話は貴重でした。在学中に受けようと思いながら受けられなかったため、社会人になってから受けたい。子ども用品の販売職に内定しており、何か活かせると良いと思っています。

(M.A)

あと2科目の合格を目指して頑張ります。法律など変わるので、過去問は何年分くらい解いたか聞けて良かったです。

(H.T)

就職に関することや試験に向けての勉強方法などどれも参考になるお話ばかりでした。自分を信じて資格取得に向けて頑張ろうと思います。

(I.O)

これから受験予定。時間をうまく活用しながら勉強できることが分かり、少し気持ちが楽になった。

(M.K)

隙間時間や自分で集中しやすいようにうまく工夫して取り組むことが大事だと思った。次の保育士試験を受けるか考え中だが、勉強会メンバーの話を聞いて考えさせられることが多く勉強になり、自分もまた頑張ってみようと感じた。

(M.H)

私は保育士国家試験に向けて勉強を始めたばかりなため、とても貴重な機会でした。お二人のお話を伺い、頑張ろうという気持ちがさらに大きくなりました。

(Y.N)

「保育士試験勉強会」は、学内で保育士資格を目指すメンバーの自主的な勉強会。学科をこえて勉強したり励まし合ったりしています。

恵泉の学びで培った多様性理解や自然との共生等幅広い視野に加え、子どもや子育て家庭を支える専門性も身に着けたい学生をサポートしていきます!

担当教員:丸橋 亮子

子ども、特に0・1・2歳児の発達や遊び、取り巻く大人や環境への支援を発達心理学と保育学の視点から考えています。大人になると言葉に頼ってしまいがちですが、子どもの表現は実に様々!そしてその表現は子どもにとって"必然"です。一見不思議な行動も、「何故そうしているんだろう?」が共有できたとき、子どもの世界の素敵さが見えてきます。子どもの世界と大人の世界の橋渡しをしていくことが私の願いです。

丸橋 亮子