3年ゼミ始動・恵泉スプリングフォーラムの学科企画運営に携わって 日本語日本文化学科

2024年06月11日
 投稿者:水上晃実(教育方法学)
中村 光咲希(JL3年)・武嶋 侑楽(JL3年)

 ゼミ/授業名:水上ゼミ(3年ゼミ)

2024年度の3年ゼミがスタートしました。3年ゼミは4年次の卒論完成まで、2年間同じメンバーで学びます。今年の水上ゼミには、「教育学」に興味を持った9名の学生が集まってくれましたが、同じ学科の学生同士といえども、話すのは初めてという場合も。そういった時期にゼミとして学校行事のお手伝いができたことは、ゼミの絆を強める良い機会となったようです。すっかり打ち解けた水上ゼミ9名、これからどのような研究テーマを見つけて学び合いを深めてくれるでしょうか。きっとお互いの見解を尊重し、切磋琢磨しながら研究の楽しさを見出してくれることと思います。卒業までの2年間が楽しみです。

-グローイングJL with 水上ゼミ-

日本語日本文化学科 3年 中村 光咲希

私達水上ゼミでは、2024年5月25日に行われた恵泉スプリングフォーラムに於いて、L棟ラウンジでの運営を担当しました。主な内容として、当日の運営、ポスター作製を行いました。当日は、稲本先生と佐谷先生による百人一首解説、野崎先生のゼミ生による「詩の朗読会」、中村先生による「どんぐりとやまねこ」、「まつりのばん」の紙芝居実演、留学生による世界の遊びの紹介が行なわれ、お客様の案内や、司会進行を行いました。「卒業生と語り合う場」では多くの卒業生の方が来てくださいました。

ポスター作製では、ゼミ生みんなで画材を持ち寄り、多くの案を出し合いながら作業を進めていきました。当日学内に掲示したいくつかポスターを紹介します。「各国の遊び」のポスターでは、各国の有名な建物や衣服、食べ物を立体的に表現し、可愛らしい三人が一列になりお魚を持ちながら、行進している絵が描かれています。「百人一首解説」では、和やカルタを基調としたポスターに仕上がりました。「どんぐりとやまねこ」、「まつりのばん」の手作り紙芝居を紹介するポスターでは、可愛らしいどんぐりの絵や、物語の内容に合わせた絵が描かれています。「詩の朗読会」では、キャラクターやお花がモチーフとなったポスターとなりました。

今回、スプリングフォーラムの運営を担当して、ゼミ生の仲間と一致団結することができ、これからもゼミのみんなと協力して、多くのことを成し遂げていきたいと感じました。

-恵泉スプリングフォーラムを終えて-

日本語日本文化学科 3年 武嶋 侑楽

今回のスプリングフォーラムには、初めて参加団体代表として参加しました。行事などに積極的に参加すること自体が初めてだったため、当日までの準備に何をするべきなのか、当日はどのような動きをするべきなのか知らないことだらけで、最初は慌てました...。ですが、同じゼミの仲間たちと協力して当日までに、様々な準備をしてきました。その甲斐もあり当日は大きな問題もなく、無事進められました。

また、当日は先生方の催しを紹介した上で来てくださった方の案内などをしていました。催しの紹介をする時は、長文にならずお客様からも分かりやすく聞き取りやすい紹介をしなければ...!と私なりに考えながら紹介をしました。

今回は様々な催しが出ており、紙芝居などの催しがあった時は、駄菓子を配りみんなで食べ、和やかな雰囲気を味わえました。また、百人一首の紹介では、稲本ゼミの学生の方が句の意味を考えた上での絵を描かれており、とてもお話を聞いていて興味深かったです!

最後に、スプリングフォーラムを通して、私は同じゼミ生のみんなとの仲が深まったと実感しました。スプリングフォーラムの後の授業でも、気軽に一緒に話せるようになりました。私にとってスプリングフォーラムは、自信に繋がる経験となりました。それと、同時に他の行事も参加してさらに自分なりに何が得意なのかを知っていけたらと思います。

担当教員:水上晃実

「分かりやすくて楽しい授業」について研究しています。勉強は分からないと楽しくないし、楽しくないと続きませんよね。「今日の授業はおもしろかったな。」と生徒の皆さんに思ってもらえる授業には、実はいくつかの秘密があって、その秘密を探ることが教育方法という研究分野なのです。また、授業は教師が一人で行うものではなく、生徒の皆さんと一緒につくり上げるものですから、教師と生徒の円滑なコミュニケーションも欠かせません。教師と生徒が一緒に楽しく学べる効果的な授業とは?それが私の研究テーマです。

水上晃実