オーガニックライフスタイルEXPOで出展、竹チップ段ボールコンポストを紹介しました 社会園芸学科

2024年10月10日
 ゼミ/授業名:社会園芸実践

2024年10月3日(木)~5日(土)に開催されたオーガニックライフスタイルEXPOEAST in 東京2024に出展しました。恵泉女学園大学は、(一社)SEEDS OF LIFE instituteと(株)大得工務店の「自然とつながる、未来へ種をつなぐ キッチンガーデン&種の交換会」ブースで、恵泉が開発した竹チップ段ボールコンポストについて紹介しました。段ボールコンポストは、生ごみを入れると微生物の働きにより分解され、たい肥化するものです。
学生が来場された方への説明にあたりました。参加した学生からの報告です。

恵泉の竹チップ段ボールコンポストの活動に多くの方が興味を持ってくださり、とても嬉しかったです。様々な質問に対して自信を持って答えることができ、実践してきた経験を活かせているなと強く感じました。また、活動の宣伝の仕方については課題も分かったので、これから取り組んでいくのが楽しみです。

社会園芸学科3年K.K.

10月4日と5日にオーガニックライフスタイルEXPOに参加しました。竹チップ段ボールコンポストについて興味を持たれた方に説明をしました。教育関係や栄養・食べ物系など様々な業界の方が話を聞いてくださいました。また、段ボールコンポストをより多くの人に知ってもらう為のアドバイスもいただきました。様々な人と段ボールコンポストについて話したことで理解が深まったと感じます。

社会園芸学科3年Y.Y.

SEEDS OF LIFE のジョン・ムーアさんは私たちに今日ここに来た理由を問いかけて、それぞれが「私は植物に興味がある」などと答えた後に、「人は自分のためのことを話す、植物のことを考える人は少ない」と初めに話されました。胸に刺さる言葉でした。
SDGsの概念が広まり、持続可能な社会を作るためにということが大切なことを分かっているのに、私は自分の理想、憧れを追求してしまいます。私はガーデナーになりたいです。雑草を愛することは出来ても、現代の暮らしになれてしまった私には、昔からのものを大切にすることは、デザインに刺激が足りないと感じてしまうことがあります。そんな自分は時代の流れにばかり気が向き、これからの社会に対して行動するまでの気持ちが足りないのだなと思いました。

環境を守ることもしたいし、植物で人を感動させたいし、唯一無二の空間をつくりたい、全てを取ることは難しく、自分が大切にするべきことは何かよく考える時間を作る必要があるなと思いました。
現実と向き合え、オーガニックの勉強‬も出来てとても有意義な1日になりました。

社会園芸学科3年A.S.

前回の竹チップ段ボールコンポストに関する活動についてはこちら

担当教員:菊地 牧恵

恵泉の学生は「生活園芸」の授業で、自分で食べるものを自分でつくる経験をします。農薬や化学肥料を使わない有機園芸で栽培することで、教育農場には様々な生き物が棲み、豊かな土が育まれています。生き物の多様性、共生、循環について実践を通して学ぶ、教養教育としての生活園芸。様々な学びの土台となる分野です。

菊地 牧恵