3月14日、卒業式の直前でしたが、国際社会学科の先生や2-3年生と一緒に長野県阿智村の満蒙開拓平和記念館に行きました。本当は歴史の授業が苦手な私は、どうしようか迷ったのですが、ゼミの先生に誘われたので、学生の最後の思い出にと思い、友達と参加しました。
満州国の建国を契機に、国策として満州に送り込まれた移民は約27万人。この記念館のある長野県からは最大の3万7000人が海を渡りました。政府は村に移民の人数を割り当てたり、補助金と引きかえに、移住を奨励したので、当時の村長さんや校長先生たちが(もちろん全員ではないけれど)、貧しい農民たちに行くように説得したこともあったと聞いて、びっくりしました。