授業ゼミ紹介ブログ

「ウクライナを憂う」②  英語コミュニケーション学科

2022年03月16日

チェルノブイリ原発から2㌔の所にあったプリピャチは、かつて5万人の人が住んでいた街だ。1986年に起きた原発事故により、人々は着の身着のままの避難を余儀なくされた。現在でも、高い放射線が確認されているこの街には、今も当時のままの建物が残されている。写真は、残されていたピアノと子どもたちの写真。この二人の子どもは、原発事故まで当たり前の生活を、家族と過ごしていたのだろう。

photo by kazuma MOMOI

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「ウクライナを憂う」① 英語コミュニケーション学科

2022年03月15日

地下1500㍍の場所に向かうエレベーターは柵があるだけのものだった。

photo by kazuma MOMOI

ロシアの軍事侵攻によるウクライナへのむき出しの暴力が、連日メディアを埋め尽くしています。ウクライナは、①東西交易の地政学的「要衝国」として、②小麦などの食料生産が可能な「農業大国」として、③また豊富な鉱物資源などを背景にした「工業大国」として、いつの時代でも魅力を放つ場所でした。

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ファンタジーと卒業論文 英語コミュニケーション学科

2022年03月14日
 ゼミ/授業名:高濱4年ゼミ

先日(3月11日)に卒業式がありました。学生たちはつい最近まで卒業論文の完成に向けて大変な努力をしてきました。私のゼミ生も同様です。卒業論文のテーマとしてファンタジーは人気で、今年度のゼミ生にもこれを題材にしたものがありました。

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「ピースサイン」の本当の意味 英語コミュニケーション学科

2022年03月08日
 ゼミ/授業名:桃井ゼミ

私は「英語コミュニケーション学科」の教員ですが、元々写真家として、ドキュメンタリー作家として、世界140カ国を訪れ、様々な社会問題の現場【紛争、戦争、環境破壊、飢餓など】を取材してきました。
これらの経験を基に、今「世界はどのように動いているのか?」「地球はどのような状況にあるのか?」を学生たちに授業やゼミを通して伝えています。
グローバル化した現在の世界では、国や人種、文化や歴史の違いを越えた高度なコミュニケーション能力が求められています。そうした能力の獲得を目指した恵泉の「英語コミュニケーション学科」では、「英語」+「コミュニケーション」というキーワードで、多彩な経歴を持つ教員が、きめの細かい教育を実践しています。私のゼミ紹介では、「コミュニケーション」を様々な角度から考察します。

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Advertising as mirror or mould of gender representation(ジェンダー表現の鏡、あるいは型枠としての広告) 英語コミュニケーション学科

2022年03月04日
 ゼミ/授業名:Germainゼミ

One of the main challenges faced by the creators of advertisements is the time limitation of most forms of advertising. TV commercials are around 1 minute long, posters are just one image and YouTube ads need to deliver their message in 5 to 15 seconds. In order to communicate as much information as possible in as little time as possible, advertisers often use stereotypes. Examples include: young people like to have fun, men are strong, grandma is a great cook, salarymen like beer, etc.

広告の作成者が直面する課題のひとつは、多くの広告の時間の制限です。 テレビコマーシャルは約1分、ポスターは1つの画像、YouTubeの広告は5〜15秒でメッセージを配信する必要があります。 できるだけ短い時間でできるだけ多くの情報を伝達するために、広告主はしばしばステレオタイプな表現を使用します。 例えば、若者は楽しむのが好き、男性は強い、おばあちゃんは料理が上手、サラリーマンはビールが好き、などです。

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