本学の近くにお住まいの寺田修一さんは、中学時代に長崎で被爆した体験をお持ちです。昨年は本学での講演会で、生々しいその体験をつぶさに話してくださいました。
今回は、卒業を前にしたメンバーとともに寺田さんを囲んで茶話会を開き、去年の講演でいだいた疑問や感想を遠慮なくお伝えしました。お優しい寺田さんのお人柄に、学生の緊張もほぐれ、話題は原爆から戦争のこと、今の政治のことへと広がりました。
充実の2時間半でした。でも伺いたいことはまだまだ山ほどあります。そこで卒業後も時折土曜日に集まって寺田さんをお招きし、自主ゼミ「寺田さんの会」を続けていこうと約束したのでした。
授業ゼミ紹介ブログ
長崎の被爆体験を受け継ぐ・・・卒業論文演習 日本語日本文化学科
2015年03月30日
投稿者:篠崎 美生子
ゼミ/授業名:篠崎ゼミ
イギリスを訪れて 歴史文化学科
2015年03月13日
投稿者:M.T・T.R
私たちは2月の上旬にイギリスのロンドンを訪れました。この地を訪れた理由は2つ有ります。1つ目は大学4年間を通じ西洋美術史を学んできたためです。2つ目の理由は、ロンドンにあるナショナル・ギャラリーには、13世紀から19世紀までの西洋美術作品が展示されており、実際に西洋美術の変遷を見ることができると考えたからです。
イギリス滞在中に、ナショナル・ギャラリー、ナショナル・ポートレート・ギャラリー、コートールド・ギャラリー、テート・ブリテン、ヴィクトリアアンドアルバート博物館、大英博物館、アシュモーリアン博物館の計7箇所の美術館、博物館を訪れました。
京都フィールドトリップ―メディア都市を読み解く 現代社会学科
2015年03月04日
投稿者:教養基礎演習II(武田徹ゼミ)
現代社会学科では、1年次の秋学期に開く全てのゼミで、フィールトリップ(FT)を実施しています。武田徹ゼミでは京都を訪ねました。
今回の京都FTの目的は、都市文化を「メディア」として読み解くこと。メディアというと「放送」や「新聞」というマスメディアをすぐに思いますが、メディア論(media studies)という学問は、マスメディア研究を含みつつ、より広く、原則的な視点でメディアを捉えようとしています。
というのも「メディア」の語源のひとつは霊媒(メディウム)。霊媒とは「この世」と「あの世」を繋ぐ媒介役を果たす霊能者です。こうして「繋ぐ」役目として使われるようになった「メディア」という言葉は、近代になってマスメディア、最近ではソーシャルメディアといった言葉をも生み出すに至りましたが、その原点に立ち還って「何かと何かを繋ぐもの」の全てを「メディア」だと考え直してみると、京都は実にたくさんのメディアがある都市といえないでしょうか。
福島いわきフィールドトリップ~東日本大震災被災地を訪ねて 現代社会学科
2015年02月19日
ゼミ/授業名:教養基礎演習II(松村ゼミ)
現代社会学科では、1年次の秋学期に開く全てのゼミで、フィールトリップ(FT)を実施しています。松村ゼミでは、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故の被災地(津波、放射能汚染等)である福島県いわき市周辺を訪ねました。
今回の福島いわきFTの目的は、今も残る被害の実態や復興の現状と課題などについて学び、これからの社会のあり方について考え、行動していく手がかりを得ることでした。私たちは、関連するドキュメンタリーを見たり、文献を読んだり、また、チーム力を高めるワークショップをおこなうなど事前に学習してから現地へと赴きました。
足尾日光フィールドトリップ 現代社会学科
2015年02月10日
ゼミ/授業名:教養基礎演習II(篠田ゼミ)
足尾は、田中正造が強く反対した足尾鉱毒事件の現場です。今年の篠田ゼミのフィールドトリップ(FT)は、足尾、奥日光、東照宮をめぐり、歴史と自然について考えることをテーマとしました。
事前学習では足尾鉱毒事件について『足尾から来た女』(NHKドラマ)等を見ながら、時代背景や鉱毒被害に苦しむ人々の様子を学び、ディスカッションしました。
FTの詳細、及び学生の感想は添付されている報告書ファイル(PDF)を御覧ください。