恵泉女学園大学

授業ゼミ紹介ブログ

『文化現地研修I』の授業風景 歴史文化学科

2014年06月12日
 投稿者:川戸れい子
 ゼミ/授業名:文化現地研修I

『文化現地研修I』の授業です。『○○演習』という名前ではないけれど、ゼミ形式でやっているので載せることにしました。
2014年度実施予定の『文化現地研修』(行き先はドイツ!)の事前授業で、訪れる予定の都市について分担して調べ、発表します。
この研修は当初、夏に実施の予定でしたが、夏は費用がかかるので、2~3月に変更になりました。先生から「寒いぞ!」と脅かされています(防寒着買わなくちゃ・・・)。
予定のコースはドイツを北から南へ縦断。7都市を訪れます。ハンブルク、リューベック、リューネブルク、ブラウンシュヴァイク(名前がカッコイイ!?)、ヴュルツブルク、ミュンヘン、アウクスブルク(よくアウグスブルグと書かれるけど、これが正しいんだそうです)。

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2年生合同特別授業(2014年5月21日) 歴史文化学科

2014年06月06日
 投稿者:高浜 俊幸
 ゼミ/授業名:2年生合同特別授業

いつもは7クラスに分かれて開かれています歴史文化学科2年生のゼミですが、今日は合同特別授業となりました。場所も大教室に移して、特別講師をお呼びしました。歴史文化学科の前身となります文化学科を卒業して、現在は世界遺産アカデミーに勤務されている広田麻季さんです。

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富士吉田フィールドトリップ 現代社会学科

2014年06月02日
 投稿者:片倉 芳雄
 ゼミ/授業名:教養基礎演習II(片倉ゼミ)

人間環境学科(現代社会学科)では、秋学期の教養基礎演習のなかで学外に出て学ぶフィールドトリップを実施しています。片倉ゼミでは、「富士山の自然と人々とのかかわり」を学ぶため、1月下旬に一泊二日で富士吉田市と河口湖町を訪れました。
富士吉田は富士山の登山口の一つであり、富士山の度重なる噴火の影響をうけたり、古くより富士山信仰にかかわる地域社会が形作られてきました。富士山自身がどのようにして現在の様な美しい形になったのか。また、噴火に伴って周囲の環境にどのような影響を及ぼしてきたのか。富士山の地質や高度差による植物の垂直分布やそこに生息する動物など自然も多く残されたところであり、本学科での学習の場としてふさわしい場所の一つと考えられます。交通も都心からの高速バスが利用できるため、比較的アクセスしやすい場所です。

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富士レークホテルにて

Tedゼミ 英語コミュニケーション学科

2014年05月12日
 投稿者:4年 守谷
 ゼミ/授業名:Tedゼミ

恵泉英語コミュニケーション学科テッド先生のゼミでは、ユーモアについて扱っています。普段の授業では、ディスカッションを中心に、パロディ、擬人法、風刺など様々な視点からのユーモア、その社会的影響、文化的背景などを考えます。

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京都フィールドトリップ 現代社会学科

2014年04月28日
 ゼミ/授業名:教養基礎演習II(武田ゼミ)

人間環境(現代社会)学科では、後期の教養演習の中でフィールドトリップ(FT)と呼ばれる短期の社会調査に出掛けます。FTの内容は担当する教員の専門領域にしたがって様々です。武田徹ゼミでは授業期間終了後の1月末に一泊二日の京都FTを実施しました。

FTのテーマは全員共通のものが二つと各自の自由研究がひとつ。全員共通テーマのひとつは国際京都漫画ミュージアムを訪ねてマンガやアニメの歴史を知ること。マンガやアニメは、ただ趣味で読んだり、見たりするのではなく、メディア研究の対象になります。今回はその基礎固めとしてミュージアムに展示されている一世を風靡したマンガ作品をキュレーターに解説して貰いながら見て回りました。

もうひとつの共通テーマは、京都のカフェめぐり。カフェ=コーヒーサロンはメディアの歴史の中で重要な存在です。たとえば1688年頃にロンドンのタワー・ストリートに開店したコーヒー・ハウス「ロイズ」がひとつの先駆けとなり、カフェに様々な人が集まって話題を共有したことが「公論」を誕生させ、近代的な新聞メディアの誕生をも促したといわれます。カフェはそれ自体が人と人をつなぐメディアであり、マスメディアを生み出す苗床の役割も果たしました。京都は、東京と違って個性的な喫茶店が多くあり、常連客に愛されている街。そんな京都のカフェは、どのように人と人を繋ぎ、どのような文化を育んできたのか。実際に京都のカフェを訪ねて考えてみるのがFTのテーマです。

そして、個人研究テーマは各自で決め、秋学期ゼミの後半を使って事前調査した内容に応じて実地調査に当たります。たとえば昔ながらの「町屋」はどのように残され、利用されているのか、京都の都市計画はどのように進められているのか、喫茶店での照明はどのような空間を演出しているかなどなど。一泊二日で忙しいスケジュールですが、みな活発に、一日乗車券などをフル活用しつつ、冬の京都の街を駆け回っていました。

写真:京都国際マンガミュージアム。明治の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料や現在の人気作品、海外のものまで約30万点を収蔵。研究者の研究にも対応してくれます。

京都駅ビルは地上16階の屋上まで屋外階段で上れる巨大な舞台のよう。夕食後に屋上で記念撮影しました。

 

京都国際マンガミュージアム