授業ゼミ紹介ブログ

「プーさん」は曲者!? 英語コミュニケーション学科

2011年09月10日
 投稿者:小島 佐喜子
 ゼミ/授業名:翻訳論I

「翻訳論I」の授業紹介

翻訳論Iのクラスでは、最初の数回で「翻訳とはなにか」や、「翻訳不可能な英語」などといった理論を学んだあと、実際に翻訳をしてみるという実習形式に移ります。
授業では作品をいくつかにパート分けし、1パートごとに二人の学生が翻訳を担当します。それぞれが家で日本語に直し、先生がそれを「たたき台」にして授業で他の学生と一緒に、英文の中に隠された落とし穴について考えていきます。私たちは、先生が訳に修正を加えたものを返却していただけるので、それを参考に読みやすくきちんと原文が表現されているかを考慮し、何度か修正をして提出します。学期の終わりには先生が、クラス全員の訳をまとめ、「リレー翻訳」という冊子を作成してくださります。

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ニホンジカとニッコウキスゲ 人間環境学科

2011年09月05日
 投稿者:篠田 真理子
 ゼミ/授業名:篠田ゼミ

2011年8月、篠田ゼミ恒例、2泊3日の夏合宿を行ないました。今年は白樺湖畔に宿泊。宿の手配、しおり(図1)、会計、時間管理と、全て4年生が役割分担して運営しました。 2日目には、これも恒例の自然観察ハイキング。地元の山に詳しい方に案内をお願いし、霧が峰高原散策を行いました。車山山頂で思いもよらず気象庁のレーダー基地を見学したり、湿原の植物を満喫したり、半日の充実したコースでした。
ちょうどニッコウキスゲ(図2)が見ごろでしたが、数年前はニホンジカの食害にあって、ほとんど花が咲かないときもあったそうです。そのため電気柵(図3)が設けられ、今年は無事に開花を迎えました。柵の内と外では一目見て花の数が違います。そこから、美しい高山植物を眺めるだけではない疑問がゼミ生からあがってきました。

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図1 合宿のしおり

園芸療法の授業について 人間環境学科

2011年08月22日
 投稿者:澤田 みどり
 ゼミ/授業名:澤田ゼミ(園芸療法)

園芸療法とは、植物や植物が育つ環境を、人の心や身体のリハビリテーションに活用する方法で、支援を必要としている高齢者の心身機能の維持向上や、介護予防や認知症予防、生きがいづくりとして注目されています。知的障がいや身体障がいをもつ方、心の病いとともにある方の日常生活支援や就労支援、薬やアルコールに依存している方への自立支援、ひきこもりや不登校の青年たちへの社会参加支援、病院、施設、ホスピス、コミュニテイ―と活動は広がっています。

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恵泉蓼科ガーデン見学 歴史文化学科

2011年08月18日
 投稿者:西村 悟郎
 ゼミ/授業名:西村ゼミ(園芸・庭園文化)

西村ゼミでは2、3、4年生合同の30名のメンバーで7月9日に長野県茅野市にある恵泉蓼科ガーデンを訪れました。恵泉蓼科ガーデンは海抜1150mの八ヶ岳の麓の別荘地の一角に1985年に設立されたガーデンで、木々に囲まれたガーデンの中に生垣で仕切られた様々な様式のガーデンが設けられています。当日はガーデンを管理しておられる小澤文子先生と荘司真悠子さんが一つ一つのガーデンを案内して下さり、植物についても詳しく説明して下さいました。ガーデンを見て回って、参加した全員がそれぞれに感銘を受けました。次に4名の学生の感想を紹介します。

文化学科教授 西村悟郎

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ヤマボウシの花の前で

日本文化史特別演習 日本語日本文化学科

2011年08月08日
 投稿者:逆瀬川紅萌子
 ゼミ/授業名:日本文化史特別演習

こんにちは!4年武田ゼミ「日本文化特別演習Ⅲ」です。
私たちのゼミでは、3年ゼミから引き続き、メディアに関するさまざまな問題を取り上げ、学習していきました。

授業では、『メディア史研究』(ゆまに書房)をテキストとして使い、各自で関心のある論文を選び、その論文から自分なりの見解を見出し、発表しました。それぞれの選んだ論文を全員で読むので、発表はディスカッション形式で行われ、さまざまな意見が飛び交うので、刺激的で充実したゼミになっています!また、各自で関心のある事柄は違うので、メディアのあらゆる分野における問題を考え、理論的にアプローチすることができました。 また、ゼミ論文では、各自でメディアに関するテーマを決めて、書きました。この論文も一人ひとり関心のあるものを選んだので、皆違います。私のテーマは、「草食系男子と男性のジェンダー―『男らしさ』を問う―」です。ここ数年、話題の草食系男子がメディアではどのように扱われ、またそれによりどのようなイメージを持たれるか。そして、そうしたイメージによる価値観は男性の「男らしさ」というジェンダー問題に結び付くのではないか、ということについて考察しました。

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